尻焼温泉 明星屋旅館(廃業)

尻焼温泉 明星屋旅館は廃業しました

尻焼温泉明星屋旅館は長笹川沿いに建つお宿です。お宿の後ろ側は山の斜面になっています。訪問時、内湯は清掃中で入れず終いで露天風呂のみ入湯させて頂いた。玄関前には蛇口があり源泉を飲用できる場所があります、コップも設置あります。

露天風呂は男女別に分かれたもので男性用露天風呂と女性用露天風呂とでは広さ・景色・開放感に差があるようでした。男性用露天風呂は川から2-3mほどの高さにあり、コンクリ製浴槽が二つ並んでいます。湯舟自体は素っ気無いものですが手作り感があるものです。二つの浴槽はそれぞれに温度差があり42℃と44-45℃ほどの温度です。湯は無色透明で尻焼温泉の湯、とろんとした肌触りにほんのり甘い香りが漂う。開放感抜群は良いのですが周囲からは丸見え状態です。また露天風呂から川に下りた所には別の源泉?が自然湧出していてこちらでも更に丸見えの湯浴みが可能。岩や石で囲いがしてある2人が入れる位の浴槽でかなりワイルドですが、そこに行くまでが滑り易いので注意が必要です。気を付けましょう。

内湯に浸かれなかったのが残念でしたので次回は挑戦してみたい。
(三昧・2004年10月)


尻焼温泉「川の野湯」沿いにある明星屋旅館です。光山荘の裏手にある為、少々わかりにくい。訪問時、内湯は掃除中との事で露天風呂のみいただきました。

露天風呂は男女別々の離れた位置にあり、女性は川に面したモルタル石造り。上に屋根が迫り出し、その所為か薄暗くちょっと閉鎖的です。脱衣所も含め、何やら工具置き場にも見えます。源泉が竹筒より流し込まれるのですが、これがビックリするような激熱。浴槽内も激熱で、足を入れるとアッという間に真っ赤っか。体を沈めると動くのも痛い程の湯温です。そのためか、さすがに鮮度は良好で、無色透明、石膏臭の漂うトロミ湯は、熱いのさえ除けばなかなかのものでした。次はぜひ内湯にも浸かってみたいとこです。
(まぐぞー・2004年10月)

▼玄関

▼飲泉場

▼男性露天風呂上段

▼別の角度から

▼湯口

▼下段は川の中にあります

▼下段はポコポコと足元湧出

▼女性露天風呂

▼湯口

尻焼温泉 明星屋旅館は廃業しました

尻焼温泉 明星屋旅館 簡易データ

※2009年に廃業しました
群馬県吾妻郡六合村大字入山696-61
10時30分~16時
400円
訪問:2004年10月

尻焼温泉 明星屋旅館 温泉分析概要

堰堤下の湯(源泉から約150m離れた明星屋旅館にて採水) カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 49.3℃ pH=8.0 19L/min(自然湧出) 溶存物質計=1460mg Na=184.0mg(37.80mv%) K=8.86 Mg=0.33 Ca=258.0mg(61.00) F=0.8 Cl=222.0(29.67) SO4=694.0(68.43) HCO3=22.0 H2SiO3=56.9 HBO2=11.8 CO2=4.4 (H9.10.28)