勝木 ゆり花温泉

デイサービス会館などとの公共複合施設。その一角に日帰り温泉施設があります。朝のオープン前だったので館内で待ちます。オープン時間になり浴室へ。浴室は大浴場と小浴場の二種類があり、男女で不定期で入れ替えになるようです。当日の男湯は小浴槽側でした。

内湯浴槽は縦長の8人ほどの広さです。岩石の湯口からは源泉が浴槽へ注がれています。浴槽湯は無色透明カルキ臭強め、吸い込み作動している循環仕様です。結果的に半循環です。

内湯をざっと観察した後、露天風呂へ向かいます。屋根掛けされているので雨でも大丈夫です。10人サイズの広めの岩風呂ですが、前日に湯の入れ替えをしていないような薄っすらと白濁りを生じており鮮度面でいまいち。岩石湯口にて52.6℃の源泉が浴槽へ流れ込みます。浴槽41.5℃に調整しており、露天風呂に関してはそのまま掛け流し。
(三昧・2011年5月)


 

一見すると役所にも見える福士センターゆり花会館内にある温泉施設です。館内には大小ふたつの大浴場があり、不定期で男女入替えとなる様子。訪問時は大きい方が女性用となっていました。オープンの少し前に到着したので、お願いしてお客さんが入る前に先に撮影させていただき、その後館内で入浴開始時間を待ちました。

脱衣所を抜けると先ずは内湯があり、30人程入られそうな大きな5角形浴槽がひとつあります。満たされる湯はキシっとした浴感のある適温の無色透明。浴槽中央に丸い玉をあしらった湯口があり、熱い源泉を少量投入。浴槽内では吸い込みと吐き出しが稼動し、塩素臭が漂います。湯使い的にはほぼ循環寄りの半循環といった感じでしょうか。

続く露天風呂は20人サイズの石造り。湯口より熱い源泉を投入、浴槽内で適温の無色透明湯を、おそらくは掛け流し利用。内湯と比べこちらの方がキシキシ感が強く、ほんのり温泉臭も漂います。ただ、お湯はやや草臥れ気味で、その為のごく僅かな白濁りが発生していたのがちょっと残念。

浴場全体は清掃もキチンとされ、広々とした内湯&露天風呂もあり、温泉マニアではない一般の人もリラックスして利用できる施設と思いました。
(まぐぞー・2011年5月)

▼勝木 ゆり花温泉 外観

▼入口

▼休憩室

▼浴室入口

小浴場

▼内湯

▼湯口

▼湯口横の掲示

▼露天風呂

大浴場

▼内湯

▼露天風呂

▼露天風呂湯口

勝木 ゆり花温泉 データ

新潟県村上市勝木862-1
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0254-77-3991
9時(入館8時30分)~21時30分(受付21時)
12月31日15時(受付14時30分)
第2木曜日(7月・8月を除く)・1月1日休み
1日2回の館内消毒時間(11時30分と16時)は入浴不可
350円
訪問:2011年5月

勝木 ゆり花温泉 温泉分析

勝木ゆり花温泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 55.5℃ pH=? 成分総計=2595mg Li=1.3mg Na=557.8(62.45mv%) K=12.0 Mg=0.9 Ca=279.0(35.84) Sr=3.4 Fe2=0.2 F=5.0 Cl=218.6 Br=0.3 SO4=1441(80.75) HCO3=44.3 H2SiO3=26.0 HBO2=4.1 CO2=1.4 (H17.6.27)※加水する事もある・加温あり(内湯)・循環ろ過あり(内湯)・塩素消毒あり(内湯)