▲休憩スペースから見える北信五岳
朝風呂営業にしか来ていないような気がしないでもない「あけびの湯」。今回もどういう訳か朝風呂時間帯での再訪となりました。朝なら料金お得なのと、今回はヤクルトがサービス飲料としていただけました。
施設そのものは特に以前から変わりないかと思いました。ただ脱衣所で掲示の分析書が更新されていたのと、前回訪問時にまだ掲示がなかった脱衣所・浴室内にてカメラ・スマートフォンでの撮影は禁止の案内掲示が新たにありました。更には椅子に座り北信五岳を眺められるカウンターが新設されるなど、いろいろ手を加えているようでした。
肝心な温泉入浴については毎度ながらの白濁り硫黄泉の内湯、見た目キレイな薄グリーン色の湯が満たされている露天風呂、どちらも朝からたっぷりと満喫できて満足の湯浴みでした。
(三昧・2018年4月)
小布施で唯一の温泉宿と名が付く温泉旅館の「あけびの湯」。お隣にある「穴観音の湯」と源泉が同じかと思いきや、丸っきりの別源泉です。10年ぶりに朝風呂タイムでの立ち寄りをしてみました。一階で受付、階上にある浴室へはエレベーターで移動するのも以前と変わらないシステムです。内湯は8人サイズのタイル造り浴槽、湯船縁のみ石造りです。ガラス張り浴室からは、お宿ご自慢の眺望が天気が良ければ望むことができます。当日は天気に恵まれて「北信五岳」がこんにちわ状態で宿のオジサンもご機嫌でしょうか??浴槽を満たしているお湯は見るからに白濁してタマゴ臭をプンプンと放っています。湯口の源泉を口に含んだら、弱塩味・金属エグ味、タマゴ趣味が目立ちます。浴槽内にてジェット稼働しつつの循環、いわゆる半循環の湯使いでしょう。軽めのオーバーフローも確認できました。
続いては裸移動可能な露天風呂へ移動です。こちらは10数人サイズの石風呂浴槽で、内湯と異なり満たされているお湯はキレイな緑黄色となっていました。これで同源泉なのですから、今更ですが温泉というのはコンディションによって湯色が異なりますね。湯は見るもキレイな緑黄色透明、タマゴ臭味がプンプン。やはり浴槽内循環作動で半循環でしょう。岩組み湯口から大量湯の浴槽投入がありますが、これは循環湯なのかな??湯船端の切り込みよりオーバーフローして排水溝へ流れ込む仕組みです。露天風呂からの眺めはお約束の北信五岳で、この緑黄色の湯か内湯の白濁湯か、どちらに浸かりながら山を眺めるか迷うところです。
(三昧・2014年1月)
約4年ぶりの再訪問です。またまた朝風呂タイムの利用です。前回訪問時の内湯はやや白濁がかっていましたが、今回は薄っすら緑がかった透明湯です。相変わらず湯面からは焦げタマゴ臭がプンプン漂い、特に湯口付近では強く感じる事ができました。
続く露天風呂は、前回は内湯よりも湯の香りが強かった記憶があるのですが、今回はやや控えめ。こちらも緑がかった透明で湯の状態はまずまずです。内湯・露天風呂どちらも源泉投入しつつの半循環と思いますが、変化する湯色や香りなど温泉マニアも楽しめる湯だと思います。また近くに来たら寄らせていただきます。
(まぐぞー・2018年4月)
今回約10年ぶりに再訪しました。10年ぶりとなると以前の記憶がほとんど飛んでいるので、まぁ初訪問みたいなものです。高台に位置する「あけびの湯」は、大きく立派な温泉施設で、部屋数は少ないですが宿泊もできるようです。
男女別の浴場には、それぞれ内湯と露天風呂があります。脱衣所を抜けると先ずは内湯ですが、広くとられた窓に沿って12~3人サイズ浴槽がひとつあります。湯口よりやや熱め寄り適温の源泉を投入しつつ、浴槽内で循環の半循環利用です。湯口の源泉は刺激的な金属味と弱い塩気のあるもので、揮発系焦げタマゴ臭が香ります。浴槽内の湯は牛乳を薄めたような薄白濁、少しばかりの溢れ出しもありました。内湯で湯が良いのは、やはり湯口周辺です。お客さんのほとんどが露天風呂へ行ってしまった事をいいことに、湯口付近の湯をたっぷり満喫させていただきました。
続いて露天風呂ですが、こちらは10人サイズの岩風呂となっています。湯口より循環湯と源泉らしき湯をドバドバ投入しつつの半循環利用といったとこでしょうか。こちらの湯は緑白濁の中に黒い小さな湯花が少量舞うもので、内湯よりも強い香りが湯面から漂っていました。内湯・露天共に半循環の湯使いですが、視覚・嗅覚共にじゅうぶん楽しめる湯だと思います。
ところで10年前の訪問では、朝風呂タイムに行くと牛乳を一本サービスでいただけたのですが、今回はヤクルトになっていました。
(まぐぞー・2014年1月)
▼外観
▼玄関の鯉
▼男性内湯(以下浴室画像2014年)
▼湯口/浴槽から
▼男性露天風呂
▼湯口と溢れ出し
▼鮮やかな湯色です
0262474880
6時~9時500円・10時~22時
第3木曜日休み
訪問:2004年4月・2014年1月・2018年4月
おぶせ温泉 含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物泉 42.8℃ 93.8L/min(掘削動力) 溶存物質計=3634mg Li=0.3mg Na=368.7(26.29mv%) K=11.3 NH4=0.4 Mg=0.3 Ca=892.8(73.01) Sr=2.8 F=0.5 Cl=1752(81.10) Br=6.1 I=1.9 HS=29.3 SO4=447.1 HPO4=0.1 HCO3=61.0 CO3=6.0 H2SiO3=37.6 HBO2=14.8 HAsO2=0.1 H2S=1.1 (H27.2.7) ※温泉利用状況=加温あり・循環ろ過あり・次亜塩素酸ナトリウムの使用あり
【以前の分析】おぶせ温泉 含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物泉 42.9℃ ph=8.5 93.8L/min(掘削動力) 溶存物質計=3265mg Li=0.2mg Na366.3(29.32mv%) K=11.0 NH4=0.6 Mg=0.3 Ca=761.2(69.89) Sr=2.6 F=0.6mg Cl=1596(81.96) Br=6.3 I=2.0 HS=28.6 SO4=373.7 HCO3=59.8 CO3=4.8 H2SiO3=36.4 HBO2=13.3 HAsO2=0.1 H2S=1.0 (H17.4.11) ※温泉利用状況=加温あり・循環ろ過あり・次亜塩素酸ナトリウムの使用あり
【以前の分析】おぶせ温泉 カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 pH=3.99 溶存物質計=2670mg H=0.1mg Na=339.2(33.39mv%) K=8.4 Mg=0.1 Ca=582.3(65.79) Fe2=0.8 Cu=0.1 Zn=0.3 F=0.9 Cl=1210(77.02) Br=3.5 I=1.5 HSO4=1.6 SO4=483.4(22.70) HAsO2=0.1 CO2=23.2 H2S=0.2