山辺K温泉

ちょっとした高台にある温泉公衆浴場です。国道からのアクセスは重機会社?の敷地内を通ったような気もしたがどうだったかなぁ。駐車場に着くと夕方の時間帯のせいか、車が多数あります。入浴料金は350円、ボディーソープ・シャンプー等の備品はありません。持参しましょう。

内湯は水色タイル造り、高温槽と超音波・電気風呂・ジャグジーが一度に楽しめる二つの浴槽があります。湯口は高温槽にあり常時で約30L/minの投入湯量があり、無色透明、はっきりとしたタマゴ臭味があります。浴槽では無色透明で少しこなれた感のある微白濁り、ほぼ無臭で湯温は約43-44℃。高温槽の湯が、湯口の無い隣の超音波・電気風呂・ジャグジー槽へと流れ込みしています。流れ込み槽は41-42℃ほどで微白濁り度は増していました。ほとんどの時間、比較的湯の状態のいい高温槽に浸かり火照ると露天へ逃げ込むという流れでした。

露天風呂は半分屋根掛けされた正方形の石風呂で4人サイズ。屋根がありましたが台風接近に伴い雨風強く天然のシャワー状態でしたが。。。投入湯量は内湯と比較してかなり絞られており、浴槽湯温は約39℃あるかないかってなところでした。なので自動的に湯にこなれた感が発生しておりました。地域住民にとって日々の日常温泉の施設でした。
(三昧・2018年10月)


なにやら変わった名前の温泉施設ですが、川辺町の225号線沿いから少しばかり急坂を上った先にあります。目立つ案内板はあるし、同経営と思われる似た名前の重機屋さんが国道に面しているので迷うことはないと思います。

温泉施設は比較的大きな公衆浴場で、隣には集合住宅のような造りの家族湯もありました。今回お邪魔したのは公衆浴場の方です。館内は昔ながらの大衆浴場といった造りで、洗い場は固定式のシャワーと水とお湯が出るレバー式カランです。当然シャワー類の備品はないので全て持参する必要があります。

浴槽は熱め源泉が投入されるやや熱め寄り適温の小浴槽、その流れ込み槽でややぬるめの超音波や電気風呂などお馴染みのバラエティ浴槽、そして外にはぬるめの露天風呂もあります。浴槽に投入される無色透明湯は湯口ではツンとした揮発系タマゴ臭が香りますが、浴槽では飛んでしまい、ほぼ無味無臭といった感じです。ただ浴槽サイズにしてまずまずの投入量があり、大勢の人が利用する大衆浴場という面を考えると劣化もそれほどない印象でした。
(まぐぞー・2018年10月)

▼男性露天風呂

▼湯口

▼溢れ出し

▼露天風呂からの眺め

山辺K温泉 簡易データ

鹿児島県南九州市川辺町永田4069
10時~22時
350円
訪問:2018年10月

山辺K温泉 温泉分析概要

かわなべK温泉 アルカリ性単純温泉 48.2℃ pH=8.6 溶存物質計=612.5mg Li=0.4mg Na=186.2(94.29mv%) K=2.5 NH4=0.5 Mg=0.1 Ca=6.4 Sr=0.3 F=16.2 Cl=206.2(64.74) HS=0.3 SO4=0.8 HCO3=112.1(20.47) CO3=13.6 H2SiO3=35.7 HBO2=31.2 CO2=0.4 (H24.5.2) ※温泉利用状況=全ての項目において該当なし