津曲温泉は2018年10月31日をもって閉館しました
田んぼの中に、赤い温泉ロゴマークが目立った津曲温泉です。無人の共同浴場で料金箱に各自で料金を入れる仕組みです。きちんと管理されており好感が持てる施設です。小さい倉庫のような建物にも見えますが、貯湯タンクや温泉ロゴマークから温泉施設だと分かります。
男女別の浴室にはモルタル製(?)のシンプルな内湯が一つあるのみ。床や浴槽縁から溢れ出る湯で、赤茶色に変色している光景はなんとも良いです。5-6人が入れる広さの浴槽に、壁から突き出た鉄管より源泉が30L/minほど注がれています。コップも備え付けてあり飲泉も可能。無色透明で弱金気味、重曹甘味がありつるスベ感のある湯です。浴槽湯は土類っぽい香りも感知できます。
源泉で顔をザブザブと洗ったせいか、肌がガビガビになってしまいました。顔の擦り過ぎに注意しましょう。
(三昧・2005年12月)
田圃が続く長閑な道を車で走っていると、田畑の中に突如温泉マークの描かれた湯小屋が出現。ここが津曲温泉でありました。湯小屋の横には一本の木が茂り、根元には「神」と掘られた石がまつられています。管理人さんはなく、料金箱が置かれていました。
男女別浴室は4人サイズ浴槽がひとつ。湯口より無色透明適温湯が静かに掛け流されています。スルスル浴感の湯は仄かに土類風の臭いも混ざる弱金気臭。飲泉用コップが置かれていたので一口飲んでみると、弱金気味。浴感は、それ程濃い湯ではなく、毎日の湯浴みに丁度いい感じ。イメージとしては妙見を薄めた感じでしょうか?
(まぐぞー・2005年12月)
▼のどかな地にあります
▼神様
▼外観
▼掲示
▼掲示/料金箱
▼男性浴室
▼別の角度から
▼湯口/洗い場
▼女性浴室
津曲温泉は2018年10月31日をもって閉館しました
津曲温泉 簡易データ
鹿児島県霧島市隼人町松永
11月~3月正午~20時
4月~10月正午~21時
150円
訪問:2005年12月
津曲温泉 温泉分析概要
津曲共同温泉組合 ナトリウム-炭酸水素塩泉 48.5℃ pH=7.5 59L/min(動力)Li=0.2mg Na=418.3(89.22mv%) K=44.5 NH4=0.5 Mg=1.4 Ca=17.7 Ba=0.1 F=0.4 Cl=112.1 HPO4=0.4 HCO3=1091(84.50) CO3=2.7 H2SiO3=186.0 HBO2=11.8 CO2=97.3 (H16.1.14)