川湯温泉 ホテルパークウェイ

JR川湯温泉駅から約300mほど国道方向へ進んだところにある川湯温泉ホテルパークウェイです。お盆期間中に立ち寄りでしたが11-15時の時間帯限定で入浴受付してくださいました。

早速、浴室へ移動します。男女それぞれに内湯と露天風呂を備えていました。内湯は曇りガラスがあるだけの空間に6-7人サイズの石造り浴槽があります。湯舟縁の切れ目からは結構な量のオーバーフローが確認できます。浴室床は温泉成分によってなのかクリームや茶系色に染まっている部分もありました。浴槽湯は体感で約42℃ほどの適温。やや色づいたように見える透明湯、つるスベとした浴感にホワホワ感ある重曹泉です。石組み湯口からは約30L/minあまりの湯を浴槽へ流し込んでいました。十分な量を掛け流しており鮮度は良好です。

内湯から扉一つで露天風呂へと移動できます。目隠しの為か周囲は塀で囲まれています。正方形の石造り浴槽は約4人サイズほどの広さでしょうか。竹筒湯口より投入される湯はあきらかに少ないです。そのせいもありお湯もこなれた感が拒めません。逆に湯温は温めだったと記憶しています。湯面スレスレの部分に塩ビ管があり、これがオーバーフロー排湯菅の役割をしていました。お湯だけを見ると断然に内湯の方が上をいっていました。

川湯の温泉街では酸性の湯、ここでは泉質の異なる重曹泉が楽しめて印象に残る地域でした。
(三昧・2018年8月)


JR川湯温泉駅から歩いて3分ほどの好立地にある温泉宿です。ちょっとペンション風の建物で、小さすぎず大きくなくといったほどよい規模でしょうか。訪問のタイミングで丁度風呂場の清掃が完了したようで、まだ日帰り入浴客の誰もいない浴室を終始独占できました。

浴室は男女別にそれぞれ内湯と露天風呂がありました。この他に混浴露天風呂があったようですが、訪問時にはその存在すら気が付かず残念。

女性浴室に入って先ずは軽くビックリ。浴槽を満たす湯が川湯温泉街でお馴染みの明礬臭香るビリっと酸っぱい湯ではなく、肌に優しく馴染む重曹泉でした。なるほど、同じ川湯温泉を名乗っていますがコチラは独自路線を歩むお宿だったんですね。

先ずは内湯ですが6~7人サイズ浴槽に、ほんのりくすんだ茶濁りにがかっても見えるほぼ無色透明湯が適温で掛け流されています。湯を張り替えたばかりなのかとても鮮度がよく、スベスベとした肌触りが印象的な甘味のある湯です。なにより鮮度の良い掛け流しが好印象でした。

お次は4人サイズの露天風呂ですが、こちらも同源泉を掛け流しですが浴槽サイズにして投入量が少なく、浴槽湯はぬるめ寄りの適温、ややこなれ気味となっていました。訪問時のタイミングにもよるかもしれませんが、ホテルパークウェイで良いのは断然内湯ですね。
(まぐぞー・2018年8月)

▼玄関

▼掲示

▼館内

▼川湯温泉ホテルパークウェイ男性内湯

▼湯口と溢れ出し

▼男性露天風呂

▼湯口と溢れ出し

▼川湯温泉ホテルパークウェイ女性内湯

▼湯口と溢れ出し

▼女性露天風呂

川湯温泉 ホテルパークウェイ 簡易データ

北海道川上郡弟子屈町川湯駅前3丁目2-10
015-483-2616
11時~20時(変動あり)
310円→500円
訪問:2018年8月

川湯温泉 ホテルパークウェイ 温泉分析概要

及川1号 ナトリウム-炭酸水素塩泉 63.2℃ pH=7.1 溶存物質計=1.727g Na=363.8mg(84.33mv%) K=23.5 Mg=13.3 Ca=25.0 F=0.6 Cl=76.1 SO4=90.8 HPO4=0.3 HCO3=933.3(78.83) H2SiO3=196.6 HBO2=3.2 CO2=0.9 (H20.12.17) ※温泉利用状況=掲示は見当たらずだが、間接的には該当なしと判断できる