礼文島温泉 うすゆきの湯

フェリーに揺られて礼文島に到着する。レンタカー屋の親父さんに教えてもらった生ホッケのちゃんちゃん焼きの昼飯を食してから「うすゆきの湯」に立ち寄り入浴した。うすゆきの湯はごく一般的な日帰り温泉施設で、場所柄もあってなのか観光客の利用が多いように見えた。場所は島へのフェリーが到着する港近くにあるのでとても便利かと思う。

建物はホッケ番屋をイメージした造りだそうで建物の一階部分が駐車場、施設入り口へは階段で二階へと向かう。靴を脱いで下足箱へ。料金は券売機による入浴券購入で支払うお決まりのシステムだ。施設としては受付から浴室へ向かう途中に畳敷きの休憩所がある。施設利用客なら誰でも自由に利用できるデスクトップPCも置かれていました。

浴室は男女別、それぞれに内湯と露天風呂を備えます。この他にも別料金で家族湯もあるようでしたがこちらは未確認です。正面方向ガラス張りの浴室。浴槽はタイル造り、「あつめ」「ぬるめ」と表示されている浴槽が二つ横ならびで配置してある。

あつめ浴槽で7-8人サイズの約42-43℃、ぬるめ浴槽で15人サイズで約41.5℃に調整されている。両浴槽共に湯舟内にて吸引あり循環しているようだが、浴槽前面方向からのオーバーフローも確認できる。湯口内で源泉と循環湯がミックスされての浴槽への落とし込み投入となっている。お湯はほぼ無色透明、わずかな塩味と少しの温泉臭を感じるものです。他にもツルツルとした浴感が特徴的です。内湯スペースには他にも小さ目ながらジャグジー槽やサウナ、それ用と思われる水風呂もありました。

内湯入浴の後は露天風呂にも浸かってみました。岩風呂で5-6人サイズの浴槽で目の前にはクリアータイプの目隠し板が施してあります。あいにく雲の多い天気だったので景色はすっきりしませんでしたが、お隣の島である先日登った利尻富士がときおり雲の隙間から姿を現していました。露天においては約42℃に調整されていました。また、内湯ではあった浴槽内での吸引も確認できません。オーバーフローがしっかりとあるので、露天浴槽においては掛け流しと判断しました。

いずれにしても当施設、お湯もそうですが休憩所での居心地がよいので二日連続して立ち寄り入浴してしまいました。
(三昧・2018年8月)


フェリーターミナル近くにある礼文島唯一の日帰り温泉施設です。畳敷きの休憩所などが充実し、フェリー乗船前の汗流しにも最適です。今回は湯使いなどの情報がまったくわからないまま礼文島観光のついでに立ち寄ってみました。

内湯は10人サイズほどのぬる湯と、7~8人サイズのあつ湯に分かれていて、それぞれ湯口で熱い源泉とぬるい循環湯を同時投入し、半循環利用しています。ごくわずかに色づいても見える無色透明湯は半循環ながら溢れ出しも多く、弱いスベスベ感もあり、悪くない印象です。

利尻富士を望む露天風呂は5人サイズの石板浴槽で、こちらはなんとやや熱め寄りの掛け流しとなっていました。礼文島に掛け流し温泉があるなんてまったく知らずに訪問したので、これにはちょっとビックリです。

実は木曜日と金曜日のほぼ同じ時間に二日続けて訪問したのですが、木曜日には心地よい温泉臭が香る湯が、金曜日に来てみると弱くですが塩素臭が漂っています。おそらく礼文島は金土日にお客さんが集中するので、週末はちょっと多めに塩素投入するかもしれません。
(まぐぞー・2018年8月)

▼フェリーターミナルのすぐ近くです/入口

 

▼券売機/浴室入口

 

▼男性脱衣所/男性浴室

 

▼内湯浴槽

▼湯口/水風呂とジャグジー浴槽

 

▼男性露天風呂

▼湯口と溢れだし

 

▼フェリーと利尻富士が見えました

 

北海道礼文町大字香深村字ベッシュ961-1
0163862345
4月~9月/12時~22時(受付21時30分)
10時~3月/13時~21時(受付20時30分)
600円
訪問:2018年8月
礼文うすゆきの湯 ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 50.8℃ pH=8.6 溶存物質計=1.364g Na=408.1mg(84.97mv%) K=5.3 Mg=0.2 Ca=59.8 Cl=355.2(49.93) SO4=407.9(42.30) HCO3=64.9 CO3=15.1 H2SiO3=34.5 HBO2=13.4 CO2=0.3 (H23.5.31) ※温泉利用状況=掲示確認できず