撮影禁止のため浴室画像はありません。
谷川温泉の中では規模の大きめな温泉旅館「たにがわ」に立ち寄りしてみました。土曜日の午後、チェクイン客もそろそろ到着する時間帯でしたが立ち寄りokとの事で訪問する。受付して男女浴場へ向かいます。脱衣所には「カメラ・撮影機能付き電子機器の使用は禁止・・・」の掲示がありました。
広めな浴室に入ってすぐ右手に足湯、その向う側にカランシャワー。浴室左側は縦長の10人サイズ浴槽を配置。浴槽フチと浴槽内の腰掛部分にはヒノキを用いた造りとなっています。ヒノキの切り株?が湯口になっており45.1℃の湯を浴槽へ注ぎ込んでいます。浴槽湯は無色透明、弱温泉臭に弱カルキ臭。温泉利用状況によると循環もあるので半循環の湯使いのようです。しかしながら常時オーバーフローがあり、湯のコンディションも良いのでまずまずといった印象でした。
露天風呂もありました。屋根掛けされた10人サイズの岩風呂、周りからは塀などで遮られています。この浴槽、浸かってお湯が溢れません。浴槽は女性露天と下で繋がっているような造りなので、オーバーフローは女性露天よりあるのかも知れない。しばし浸かって宿を後にした。
(三昧・2014年10月)
上州武尊の帰りに汗流しも兼ねて立ち寄ったお宿です。大型に属する高級そうな温泉旅館で、時間は限られますが立ち寄りも受け付けています。館内に入るといかにも高級そうな造りで品の良いお香まで漂い、汗と土にまみれた山歩きの格好での訪問は思いっきり浮いていました。
大浴場は男女別にそれぞれ内湯と露天風呂がありました。造りはどちらもほぼ同じのようで、入れ替えなどはないのかもしれません。脱衣所を抜けると先ずは内湯ですが、木材を多用した雰囲気のいい浴室に12~3人サイズの浴槽がひとつあり、切り株のような湯口より無色透明の湯を投入、弱いカルキ臭と温泉臭が混在するキシキシとした肌触りの湯が静かに溢れ出ています。湯使いとしては半循環ですが、少量ながら溢れ出しもあり、スッキリ綺麗に澄んだ湯で気持ちよく浸かる事ができました。
続く露天風呂は6~7人サイズの岩造りで、湯使いは内湯と同じです。こちらも半循環ながら常時溢れ出しがあり、湯の状態もまずまずです。男湯での溢れ出しは見られなかったようですが、女湯では見られたので、やはり男湯から女湯へと流れ込む構造なのだと思います。
(まぐぞー・2014年10月)
谷川温泉 旅館たにがわ データ
群馬県利根郡みなかみ町谷川524-1
0278-72-2468
13時~16時
1000円→1500円
訪問:2014年10月
谷川温泉 旅館たにがわ 温泉分析
河鹿の湯 単純温泉 46.8℃ pH=8.4 成分総計=0.65g Na=120mg K=3.5 Ca=85.3 F=1.1 Cl=143 SO4=226 HCO3=13.1 CO3=4.2 H2SiO3=48.0 HBO2=6.7 (H8.9.5) ※加温あり・循環あり・塩素・オゾン・紫外線による消毒あり