四万温泉 美登利屋(閉館)

四万温泉 美登利屋は閉館しました。

新湯地区の奥まった場所はレトロな温泉街そのものという言葉が合う。車一台しか通れない道幅の道路がそれだ。昔懐かしい射的やスマートボールなどのレトロなお店が現在も営業している。「美登利家」はその小道を一本入った所に位置する。

立ち寄りでも湯タオルの貸し出しサービスがある。浴室へ行くと「ゴォーッ」と響き渡る音に気付く。浴室ガラス窓越しには渓流?が流れていて、すぐ目の前が滝というロケーション。浴槽は石板張りの2-3人サイズのもの。石板を重ねたような湯口より10L/min程を浴槽へ投入。浴槽46℃と熱め、無色透明、温泉臭に弱塩味。弱い引っかかり感を感じる。若干のとろみ感ある湯が掛け流し。
(三昧・2010年7月)


射的場や飲食店が軒を連ねる賑やかな地区にある旅館です。歓楽ロードから細い路地を入った場所にある路地裏旅館といった感じ。

館内には男女別に内湯がひとつづつ。浴室そのものはこぢんまりとしていますが、どちらも川沿いに造られ眺めが良いです。

女性側には小さな浴槽がひとつ。湯口より熱い源泉を少量投入し、掛け流し利用されています。この源泉の投入量が絶妙で、熱めではあるものの加水せずとも少しの湯揉みで入られる湯温をキープ。無色透明の湯は利用者が無かったのか湯汚れ一切なしの心地よいもので、湯面からはホッとする優しい温泉臭が香ります。浸かった瞬間ツルッとした肌触りがあり、四万ならではのトロミも少々。一口含むと僅かに塩気を感じるもののクセもなく美味しい飲み口です。窓の外の川を眺めつつ、やや轟音気味の水音を聞きながら、のんびり湯浴みを楽しみました。
(まぐぞー・2010年7月)

▼外観

▼男性浴室

▼別の角度から

▼湯口

▼浴室からの眺め

▼掲示

▼女性浴室

▼湯口

四万温泉 美登利屋は閉館しました。

四万温泉 美登利屋 データ

群馬県吾妻郡中之条町大字四万4143-3
11時~14時
600円
訪問:2010年7月

四万温泉 美登利屋 温泉分析

岩文の滝湯[6源泉の混合泉(橋下の湯・橋下の湯1・橋下の湯2・橋下の湯3・岩文乃湯・明治湯)]ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 46.2℃ pH=7.2 溶存物質計=1.48g Na=285mg(57.10mv%) K=34.2 Mg=1.4 Ca=166 Mn=0.3 F=0.5 Cl=421(56.28) SO4=418(41.23) HCO3=30.5 H2SiO3=93.4 HBO2=32.6 CO2=7.9 As=0.7 (H16.11.5) ※全ての項目で該当なし(中之条町のページには循環併用式と記載があったが、訪問時は掛け流し)