六合赤岩温泉長英の隠れ湯(旧施設)(閉館→移転・新館オープン)

六合赤岩温泉長英の隠れ湯(旧施設)は2019年3月31日閉館し、別の場所に新しい湯小屋ができました。

六合赤岩温泉長英の隠れ湯(旧施設) 2015年9月

10数年ぶりにその後どうなったのかを確認したくて訪れる。玄関入って右手の休憩所は変わらずにガランとしていて10数年前と同じに空いていました。入浴受付時、割引クーポンがあったのでちょっとお得に利用できました。

早速浴室へ向かいます。脱衣所・浴室ともに記憶の限りは変わりありません。ただ、利用客がMax10数人もいたのは今回が初めてのことです。いつ行っても貸し切りか数人の利用客しかいない記憶しか無いので正直驚いた。

湯使いは塩素臭もする循環利用。湯に浸かると少しツルツルとした浴感があり、これだけが唯一の温泉らしい感覚か。浴槽底の循環吸い込み穴が強吸引で作動しているが、これは局地的な事なのか。吸い込み口近くのごく僅かな範囲しか湯の動きがなく、これが原因なのかどうかは不明だが、湯面の汚れがかなりの具合いで目に付きます。うーんこれは以前の記憶にないなぁ。ちょうど混雑していたのか、もしくはこれが常態化しているのかも定かではないがちょっと残念な記憶となりました。またいつか確認訪問してみようっと。
（三昧・2015年9月）

実に12年振りの再訪となった「長英の隠れ湯」です。その間、江戸～明治の古い家並みが残る赤岩集落は重要伝統的建造物保存地区に指定され、綺麗な案内板や公衆トイレなども新設、ちょっと洒落た感じに整備もされました。とはいえノンビリとした空気は相変わらずですが。長英の隠れ湯はしばらくポンプ故障で休館していましたが、いつの間にやら再開されていました。

館内は以前のままで、特に変わった様子は感じられません。浴室も12年経った今でも以前の綺麗さが保たれています。ところが今回の訪問では、以前と比べ塩素臭がより一層強くなり、浴槽底ではハードな吸い込みは稼動しているも、構造上の問題か湯表面の汚れはほとんど停滞したままで、おかげで体の垢や髪の毛が多く浮いたままとなっていました。施設そのものは綺麗に保たれているのに肝心のお湯がこの状態では勿体無い気もします。地域の方の公衆浴場的存在でもあるので、可能であれば改善して欲しいかな。
（まぐぞー・2015年9月）

▼女性浴室

▼使い勝手のいい洗い場

▼女性浴室内のくつろぎスペース

六合赤岩温泉長英の隠れ湯(旧施設) 2003年5月

六合村(※)は村の殆どが山間部とのこと。その六合村にあるここの日帰り温泉施設はかなりのお気に入りです。これは温泉どうのは抜きに、いついっても空いているのがなんとも言えない。場所柄大変に落ち着けるので湯めぐりの合間の昼寝には持ってこいの施設なのです。

浴室は大きめの内湯のみで露天はないが内湯から屋外に出て椅子で涼む事ができる。以前、外で涼んでいると山肌にカモシカが餌を求めてさまよっているのを目にした事があった。お湯は無色透明の循環使用で、温泉を期待して来るとなんなんですが・・・、是非湯巡りの途中での休憩場所にどうぞ。※六合村はその後、合併により中之条町になりました。
（三昧・2003年5月）

森に囲まれた静かな赤岩地区に建つ公共の日帰り温泉施設です。館内には自由に使用できる広々休憩室と、男女別浴室があり、場所柄か訪れる人も少なくノンビリと寛ぐ事ができます。浴室は裏山に面して窓が大きくとられているので、露天風呂こそありませんが明るく開放的な印象を受けます。

女性浴室には使い勝手の良い洗い場と、10人程入られる長方形浴槽がひとつあり、湯口から無色透明の循環湯が流し込まれています。浴槽内でハードな吸い込みと吐き出し稼動の完全循環利用で、適温調整された湯は塩素臭も漂い温泉としてはインパクトに欠けますが、山間の緑に囲まれた立地や、のんびりとした休憩室の雰囲気もよく、湯巡りの合い間にゴロゴロするには最高。いつ行っても比較的空いているのもよいです。
（まぐぞー・2003年5月）

▼男性浴室