湯檜曽温泉 林屋旅館

随分と前に立ち寄りして印象が良かった湯檜曽温泉のお宿。谷川岳への山行帰り、汗流し目的で立ち寄ってみた。入浴をお願いすると若女将?曰く「よろしければ大浴場を貸切でどうそ」との事。

浴室に入ると以前の記憶がよみがえってきた。採光良い明るく清潔感のある浴室でとても雰囲気がよいのだ。浴槽も同じ記憶でタイルアートが施されている。前回浴槽の広さを15人サイズと記入したが、今の感覚では10人サイズかな。変わらない塩ビ管湯口より約28L/minの湯を浴槽へ落とし込んでいる。湯口46.4℃、浴槽にて43.0℃の実測湯温だった。クリアーすぎる無色透明、弱温泉臭、弱くキシキシする浴感がある。整理整頓清潔清掃はもちろん、なんせ湯の鮮度が抜群なのだ。湯船のコーナー部分よりオーバーフローされる掛け流し。
(三昧・2017年6月)


「日本一のモグラ駅」で有名なJR上越線・土合駅の隣にある湯檜曽駅。そこからほど近い所にある「林屋」に立寄る。ココは湯巡り仲間の間でも評判がよかったので気になっていたお宿でもある。

浴室は大浴場と家族風呂の二つ。通常、家族湯は女性浴室として利用されています。宿泊者は部屋単位で家族風呂として利用できるようです。男湯は大浴場になっています。採光良い明るい浴室、洋風で不思議なセンスのタイル張り15人サイズのL字型浴槽一つを完備。塩ビのパイプより45L/minほどの源泉を、加工や小細工なしでそのまま浴槽へ落とし込んでいます。利用源泉は独自源泉のほか、別の2源泉の混合泉を更に混合しての利用。きれいに透き通った無色透明、キシキシ感に良い湯の香が漂う43-44℃。浴槽縁からの溢れ出しがザーザーの見事な掛け流し。ガラス窓の外は急流の湯檜曽川が流れている。浴後はほってりとよく温まる湯。
(三昧・2006年4月)


もう何度も目の前を通過しているので久しぶりのような気がしませんが、何と11年ぶりの再訪となった林屋旅館です。最近時の流れが早すぎて自分でもビックリします。その間にリニュアルをし、黄色の外観が目印の綺麗な旅館になっていました。今回は谷川岳山歩きの下山後にお邪魔したのですが、感じのいい若女将が快く迎え入れてくださいました。そして嬉しい事に「大浴場を貸し切りでどうぞ」と仰っていただきました。

前回は小浴場利用だったので大浴場は今回が初めての利用ですが、こちらも湯檜曽川に面して窓がとられ外光が良くさしこみ明るい印象です。浴槽は10人サイズのL字型がひとつあり、じゅうぶんな量の湯が掛け流されています。湯汚れなど一切ない綺麗に澄んだ湯は見るからに鮮度良好、肌に心地よい適温でキシキシとした浴感とフンワリとした温泉臭がします。以前より使い続けているタイル浴槽はどことなくレトロ感があり雰囲気良く、浴室も床から天井にいたるまで清掃がしっかりなされ清潔感があり、気持ちよく利用する事ができました。ここは良いです。おすすめです。
(まぐぞー・2017年6月)


谷川岳に一番近い小さな温泉地「湯檜曽」です。近くに「谷川温泉」や「水上温泉」などの有名地があり、やや影が薄い存在となってしまうのが辛いとこ。そんな小さな温泉街、湯檜曽に「林屋旅館」はあります。谷川岳へと続く通りに面したお宿は一見地味で古びた印象ですがお湯がとても良いのです。

浴室は大浴場と小浴場があり、入替えの有無はわかりませんが訪問時は小さい方が女性用でした。小浴場は激しく流れる湯檜曽川に面し3人サイズの石造り浴槽がひとつあります。露天風呂こそありませんが外光がよく差し込み明るい雰囲気で、狭さをあまり感じません。

パイプ管湯口からドドドッと流し込まれる湯はスッキリと澄んだ無色透明湯。浴槽サイズに対し圧倒的に投入量が多く、タイル浴槽をザザザッと溢れ出た湯が流れて行きます。よーく目をこらすと小さな白湯花漂うキシキシ浴感の湯は程よい適温。溢れ出た湯が流れる洗い場のタイルがとても清潔で、思わず寝転びたい衝動にかられてしまいます。漂う温泉臭も心地よく、満足度の高い一浴となりました。
(まぐぞー・2006年4月)

▼外観/玄関前の源泉

 

▼大浴場

▼浸かった様子/湯口

 

▼溢れ出し

▼アーチ型とモザイクタイルの天井

 

▼壁のタイル画/窓の外は緑と湯檜曽川です

 

▼小浴場(2006年4月)/別の角度から

 

▼湯口/2006年の外観

 

群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽124
0278723508
700円→800円
訪問:2006年4月・2017年6月

林屋の湯 アルカリ性単純温泉 41.4℃ pH=7.9 成分総計=360mg Na=62.8mg K=3,7 Mg=0.4 Ca=37.6 F=0.4 Cl=93.8 SO4=71.8 HCO3=26.6 CO3=0.2 H2SiO3=55.9 HBO2=3.4 CO2=0.4 (H11.12.14)

音松の湯・薬師の湯混合泉 アルカリ性単純温泉 47.2℃ pH=8.2 成分総計=380mg Na=66.1mg K=3.9 Mg=0.2 Ca=37.5 Al=0.5 F=0.5 Cl=95.0 SO4=82.2 HCO3=24.4 CO3=0.1 H2SiO3=59.6 HBO2=3.5 CO2=7.5 (H6.8.15)
※温泉利用状況=全て該当なし