四万温泉 もりまた旅館(リニュアル前)

四万温泉もりまた旅館は改装後2021年1月リニュアルオープンしました。このページの情報はリニュアル前のものです。

山口地区にある小さな湯治宿です。帳場より階段を下った場所に浴室があります。男湯は清掃後の湯溜め中だったので見学のみ、なので女湯を利用させていただいた。

明るいガラス張りの浴室、3-4人サイズの石造り変形四角形浴槽がある。利用源泉は「長静館の湯」、480mの引き湯して二軒で利用との事。浴槽にはとてもクリアーな無色透明湯、石膏臭、とろみ感に弱塩味の新鮮湯がたっぷりと満たされています。当然、掛け流しで一切の小細工はありません。小さめ浴槽にこの湯使いは満足できます。時間をかけてゆっくりと湯に浸かりガラス越しを眺めると、野生の猿を5-6匹発見。しかしどこぞの猿と違って近づくと逃げ出します、女将さんが言うにはイタズラはしないそうです。

帰り際、女将さんに御話を伺う事ができました。温泉については、かなりの自信を持っている。露天風呂もありましたが、冬場は利用していない様子。
(三昧・2007年3月)


 

女性ウケしそうな和風旅館や、団体向き大型旅館の目立つ四万温泉の中で、昔ながらの湯治宿風情を残すお宿です。館内には男女別内湯がありますが、訪問時は男性用が湯溜め中だったので女性側を貸切利用させてくださいました。

浴室は四万川に面して造られ、窓も広く明るい印象です。3人サイズの台形浴槽に熱めの湯が投入され、浴槽内で適温となっています。この湯は川の上流からの引き湯との事で、すぐ近くの「長静館」と二軒で利用との事。とても澄んだ無色透明の湯はトロミに加えキシキシ感があり、口に含むと弱塩味、湯面より石膏臭が漂います。常にサラサラと溢れ出しがあり、派手さはないもののジーンと染み入るような湯です。

湯に浸かりながら窓の外を眺めると、猿が5~6匹ウロチョロしているのが見えます。そのうち一匹が知らぬ間に窓際まで接近していたのでビックリしてしまいましたが、こちらが驚いたと同時に猿も驚いて慌てて逃げてしまいました。

今回利用した内湯の他に露天風呂もあるとの事で、窓から見せてもらいましたが、訪問時は利用されていない様子でした。夏場に利用するのかな?それにしても驚いたのが女将さんの肌ツヤです。やはり温泉効果なのでしょうか、お美しい。
(まぐぞー・2007年3月)

▼もりまた旅館外観(リニュアル前です)

▼利用した女性浴室

▼浴槽

▼溢れ出し

▼浴室からの眺め

▼さる、見る

▼さる、去る

▼湯溜め中で見学だけした男湯

四万温泉もりまた旅館は改装後2021年1月リニュアルオープンしました。このページの情報はリニュアル前のものです。

四万温泉 もりまた旅館 データ

群馬県吾妻郡中之条町大字四万3849
Googleマップでみる
0279-64-2226
立寄りについては要問合せ
訪問:2007年3月

四万温泉 もりまた旅館 温泉分析

長静館の湯 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 56.7℃ pH=7.0 溶存物質計=1530mg Na=303mg(58.46mv%) K=21.9 Mg=2.3 Ca=173(38.18) Mn=0.1 F=0.1 Cl=500(64.43) SO4=314(29.82) HCO3=74.8 H2SiO3=106 HBO2=36.9 As=1.0 (H13.10.8) ※温泉利用状況=全て該当なし