六合赤岩温泉 長英の隠れ湯

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自分が知っている日帰り温泉施設「長英の隠れ湯」はいつのまにか閉館しており、近くまで来たので現地でこの目で確認したく寄ってみました。すると玄関扉に「平成31年3月31日をもちまして、当館は閉館いたしました。」と張り紙がありました。閉館をこの目で確認してこれに代わる新施設が建設されオープンしたという話も耳にしたのでそちらに行ってみることにしました。

旧施設から行くと火の見櫓の細い路地を左折して進むこと約30mメートル、未舗装路になる直前を左折すると新しいウッディーな浴舎が目に入ります。駐車場も広いので車で直に行くことができます。

第一印象としてはキレイでコンパクトな共同浴場と見受けられます。まずは一般の外来入浴が可能なのか不明でしたので正面入り口を開けて確認します。その結果、特に外来入浴禁止などの張り紙や案内も見当たらないので入浴させていただくことにします。入口を入ると料金箱があり「一人一回100円」とあります。入浴料を支払い後、左側の男湯へ。やはり浴場内もキレイで整理整頓されていました。脱衣所にあるトイレもキレイです。分析書は脱衣所の壁に掲示がありました。浴室にはシャワーが2台あります。

浴槽は三人サイズの長方形タイル造り。浴槽に木蓋がしてあり保温用というのが推測できます。入浴するには木蓋を一時的に外してから湯に浸かります。屋根のような形をしたものが湯口です。そこから適量のお湯が湯舟へと落とし込まれていました。湯温は湯口で39.2℃、浴槽で37.0℃と温めです。源泉温度は42.6℃なので湯口に引かれるまでにこの程度の湯温になるのでしょうね。湯口隣には水道蛇口があって捻ると高温の真湯が浴槽へと落とされます。これはあまりに温いときに高温湯を使って適温調整するための真湯です。要は加水と同じ感じですね。

浴槽湯はちょい黄色づいたようにも見える透明湯、ベタッとトロリとしたような肌にまとわりつくような感じがします。浴槽縁からのオーバーフローはありません。湯舟底の排水口から引き抜いての排湯か?入浴後は木蓋をして元に戻します。温めなのでいつまでも浸かっていられますが、今回は15分ほど浸かって長英の隠れ湯を後にしました。
(三昧・2022年1月)


 

山間の小さな集落「赤岩地区」です。昔ながらの養蚕農家が残り、歴史ある家々が並ぶ集落は2006年には重要伝統的建造物群保存地区にも指定され、これからは押すな押すなの人気観光スポットになるかと思っていたけれど、何年たっても相変わらず静かでのんびりとした空気が流れていました。

以前は集落の一番奥に別の温泉施設があり、広めの畳敷き休憩室があったりと地域の交流の場にもなっていました。その施設を閉鎖してまったく新しい湯小屋を造ったのが数年前。なかなか訪問の機会が無く今回ようやく行くことができました。

ところがいざ探してみるとまったく場所がわかりません。集落内をウロウロすると民家の背後にチラリと新しい茶色の湯小屋のような建物を発見。近づいてみるとそれが新しい「長英の隠れ湯」でした。

新しい「長英の隠れ湯」は広い駐車スペースの片隅にポツンと建つ小さな湯小屋で、旧施設のような休憩室もなく、男女別浴室だけの簡素な造りです。小さな湯小屋が改装し大きな温泉施設になるパターンは知ってますが、逆にコンパクトになった例をあまり知りません。

玄関を入ると料金箱があり、入浴料金を投入します。浴室は男女別にあり、それぞれの脱衣所には新しいトイレもありました。

浴室はスッキリとしたタイルばりで、使い勝手のいいシャワーもふたつ設置されていました。2~3人サイズ浴槽には湯温低下を防ぐためかちょっと重めの木の板で蓋がされています。今回は撮影のためにちょっと多めに木の板を外しましたが、これが日々の入浴ともなれば体が入るギリギリの枚数だけ外して入浴したと思います。

湯口からは少量の無色透明湯が適温投入され、浴槽内でややぬるめの湯が満たされていました。浴槽縁から一定のラインでお湯の量がほぼピタ止まりしていたのですが、掲示には「かけ流し」とあったので、浴槽の底かどこかから排湯しているのかもしれません。浴槽湯はごくごくわずかに茶がかっても見える無色透明で、なんとも不思議なペタッと張り付くような肌触りを感じます。投入量は少量ですがあまり利用者が多くないのか湯の状態も良く、真冬のぬる湯で「湯上りは寒いかな?」思いましたが、浴後はポカポカ感が持続しました。
(まぐぞー・2022年1月)

▼赤岩地区への入口

▼新規に建てられた長英の隠れ湯

▼男性脱衣所

▼男性浴室(浴槽に木蓋がされています)

▼木蓋を外した様子

▼湯口と加温用蛇口

▼湯口の動画もどうぞ(音が出ます)

▼使い勝手のいいシャワーもあります

▼女性脱衣所

▼浴槽には木蓋がされていました

▼浴槽

▼湯口

▼旧施設の訪問レポです

六合赤岩温泉 長英の隠れ湯(旧施設)(閉館→移転・新館オープン)

六合赤岩温泉 長英の隠れ湯 データ

群馬県吾妻郡中之条町大字赤岩
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5月~11月10時~19時(19時30分から清掃)
12月~4月10時~18時30分(19時から清掃)
100円
訪問:2022年1月

六合赤岩温泉 長英の隠れ湯 温泉分析

長英のかくれ湯 アルカリ性単純温泉 42.6℃ 76.9L/min(動力楊湯) pH=8.9 溶存物質計=0.63g Na=143mg(88.27mv%) K=10.1 Mg=0.1 Ca=11.0 Fe2=0.4 F=2.4 Cl=36.3 SO4=234(69.34) HCO3=6.1 CO3=27.0 H2SiO3=156 HBO2=7.1 (H26.1.31) ※温泉利用状況=温度調整のため高温水を入れる場合があります

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