漣温泉 のぞみの湯

施設の外観や様相からして一般利用の可否判断に迷っていた施設。隠れた場所?にある共同湯といった状態です。今回は夜の時間帯に訪問する。ゆったり3人サイズの木造り浴槽、これが嫌いな温泉好きはいないと思います。

湯は無色透明、つるつる感に弱タマゴ臭がするもので、掛け流しで利用されています。多少の体へのアワ付きがありますがそれ程ではありません。今回はちょっと加熱し過ぎ感があり湯温は44℃もあります。以前早い時間の訪問では非加熱で源泉を存分に堪能することができました。加熱により本来の素性がダウンしてしまうので、次回は非加熱の時間帯に再訪してみたいと思います。
(三昧・2008年8月)


 

地域の人が管理する地域の人の為の共同浴場です。プレハブの仮設といった湯小屋に男女別浴室。それぞれの浴室には3人サイズの木造浴槽がひとつあります。湯口より流し込まれる湯は無色透明、やや熱めに加熱されてはいるものの、スベスベ感があります。実はこれまで非加熱、弱加熱と体験してきたのですが、今回は随分と過加熱気味な印象。遅い時間の訪問だったので、より加熱が増していたのかも。

ちなみに非加熱時は大変泡つきの多い湯でタマゴ臭も強く感じられます。ところが加熱によりそれらは飛んでしまうのですね。泡付きは少なく、タマゴ臭も一瞬フッと香る程度となっています。どういうタイミングで加熱しているかはわかりませんが、遅くいけばいくほど熱くなるのかなぁ?
(まぐぞー・2008年8月)

※画像は2003年のものです

▼男性脱衣所

▼掲示

▼男性浴槽

漣温泉のぞみの湯に関して

漣温泉のぞみの湯では以前に「地域外の人は近隣の大型施設へ行くように」の貼り紙があった時期がありました。2007年(もっと前かもしれません)貼り紙が外されたとの情報があり、みなかみ町に外来について問合せをしたところ以下の回答がありました。

「15時から21時までは入浴可能とのことです。(それ以外は鍵がかかっているそうです)
また、地元の方が清掃管理されていること、トイレなどがなく施設が仮設等の理由から、
管理されている方々も広く利用をお勧めできない部分もあるようです。」

地域外人の利用も可のようですが、ウエルカムというワケではない感じかな?

漣温泉のぞみの湯 データ

群馬県利根郡みなかみ町
100円以上
立寄り時間は15時~21時という事ですが流動的な印象
訪問:2003年11月・2006年数回・2008年8月

漣温泉のぞみの湯 温泉分析

のぞみの湯 アルカリ性単純温泉 34.8℃ pH=9.3 30L/min(掘削自噴) 溶存物質計=720mg Na=216mg(93.08mv%) K=0.9 Ca=13.5 F=4.5 Cl=102(27.12) SO4=303(59.44) HCO3=0.6 CO3=25.2 HS=0.4 BO2=15.1 H2SiO3=41.7 (H17.5.12)