倉渕川浦温泉 はまゆう山荘

倉渕川浦温泉 はまゆう山荘 2017年10月

どこかのS.A.だったか道の駅だったか観光案内所だったかで貰ったパンフに載っていた当山荘の浴室浴槽の写真を目にする。それに写っていた浴槽を満たすお湯はいかにも鉄分豊富豊富なオレンジ系赤茶色の湯であった。以前の記憶とは全く異なるお湯で湯使いでも変わったのか、と気になっていて今度近くを通過の際には確認して訪問してみようと思っていた。いい機会に今回恵まれたので、台風接近で雨のなかだったが寄ってみた。目当ては温泉入浴だったが入り口玄関横に掲げられたランチの案内が気になりつつも温泉受付を済ます。

浴室入り口前ロビーからガラス向こうにある裏庭には源泉井らしきものがある。見事な赤茶色に染まってしまっているバケツがあり興味を覚えた。ササっと着替えて肝心の浴槽を確認するも、前回訪問時と湯色は変わらない湯が浴槽を満たしている。鉄分豊富な赤茶色的な湯色ではなかった。浴室空間に強いカルキ臭が漂っているのも変わりはなかった。
(三昧・2017年10月)

▼入口

▼ランチにそそられます

▼館内ホール

▼浴室入口

▼男性浴室

▼湯口

▼女性浴室

▼浴槽

▼湯口

▼源泉井でしょうか?

倉渕川浦温泉 はまゆう山荘 2009年5月

旧倉渕村(現在は高崎市に編入)にある公共の温泉宿です。公共施設とだけあり少々立派な施設といった印象です。以前は非温泉でしたが、新しく温泉導入に至ったというので訪問してみた。受付を済ませ浴室へ向かいます。館内は迷路のようで、浴室までの案内表示が無かったら到達は無理でしょう。

浴室に入るとまずはカルキ臭が鼻を突いてきます。ですが空間内に居ると不思議と慣れてしまうのには怖い。ガラス張りの内湯浴室、窓からは裏山の木立に心身が癒されます。15人サイズの湯船は石造りのもの。湯は薄黄色の半濁り、カルキ臭に弱塩味と苦エグ味があります。ちょいキシキシとした浴感です。湯口からは5L/min程度の湯を投入。口中に苦エグ味が広がり、弱塩味あり。浴槽内吸い込み&吐き出しありの循環。源泉は含鉄泉と名乗る規定ギリギリの数値一歩手前なのに、全く金気を感知できません。成分変化か?除鉄か?。どうしたのだろうか。
(三昧・2009年5月)


民家の途絶えた山の中に突如現れる大型施設です。建物は大きいのですが館内はゆったりとした設計で、名前のごとく「山荘」風です。ここは最近になり自家源泉利用を開始したとの事で訪問してみました。

男女別浴室は内湯のみですが、窓が大きく外の樹木がよく見えるので閉塞感はありません。女性浴室は窓際に15~6人サイズ浴槽が造られ、鉄錆色の湯花が付着した湯口より源泉と思われる熱めの湯(ちょっと加温しているかも)が流し込まれ、窓側へと溢れ出ています。同時に浴槽内には吸い込みと戻り湯があり、チョット塩素臭が目立ちます。湯使い的には半循環といったとこでしょうか?薄いこげ茶濁りを帯び、キシキシとした硬い肌触りの湯は、一口含むとエグミと薄い塩味を感じました。
(まぐぞー・2009年5月)

▼はまゆう山荘看板

倉渕川浦温泉 はまゆう山荘 簡易データ

群馬県高崎市倉渕町川浦27-80
027-378-2333
11時~20時
550円→560円→570円
訪問:2009年5月・2017年10月

倉渕川浦温泉 はまゆう山荘 温泉分析概要

倉渕川浦温泉・はまゆうの湯 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 45.0℃ pH=6.5 成分総計=7168mg Li=1.6mg Na=1440 K=26.4 Ca=948.5 Mg=32.5 Al=0.6 Mn=1.8 Fe2=13.9 Fe3=5.3 Sr=9.3 F=1.4 Cl=2948 SO4=1195 HCO3=206.0 I=3.5 Br=8.2 HAsO2=0.1 H2SiO3=47.0 HBO2=169.3 (H20.2.6) ※温泉利用状況=加水する事もあり・加温する事もあり・循環ろ過あり・塩素系薬剤使用あり