水上温泉去来荘は2018年12月31日をもって閉館しました。
谷川岳・東壁の眺めが素晴らしいかった白毛門登山。下山後の汗流しで立ち寄り利用してみました。去来荘は「公立学校共済組合保養所」という看板も付いていますが、一般の方の宿泊や立ち寄りも可能です。
フロントにて立ち寄り受付、浴室はB1Fにありました。脱衣所に入る前にはカルキ臭がほんのりと鼻を突きます。浴室には10数人サイズの角タイル浴槽がひとつある。ガラス窓から眼下を見ると利根川の流れが望める。岩魚がいるらしく釣り上げた魚の魚拓が壁に掲げられていた。石湯口からは大量の循環湯が湯船へと落とされている。湯船底部には吸い込み作動が強力な勢いになっている。湯は無色透明、キシキシ感がある。弱くカルキ臭あり。完全循環の湯使いと推測する。下山後の汗流しでサッパリとしたが、お湯目当てでは満足に欠ける施設かと思う。しかし、浴後の温まりはまずまずでそこはさすがに温泉なのだろう。
(三昧・2013年9月)
白毛門下山後の汗流しのため立ち寄った、水上温泉街にある鉄筋作りの温泉旅館です。立ち寄りに関しては不明でしたが、受付で伺うと快く受け付けてくださいました。
館内は公共施設のような雰囲気で、男女別に内湯があります。やや年季の入った浴室で、風情うんぬんというよりは機能重視。6~7人サイズの浴槽がひとつあり、キシキシとした浴感の無色透明、ややぬるめ寄りの適温湯が循環利用されています。弱い塩素臭もあり湯使い的にはアレですが、浴後のあたたまり感は「やっぱり温泉だな」と感じました。浴槽に面した窓ガラスを覗くと、眼下に利根川の流れが見えました。
(まぐぞー・2013年9月)
▼男性浴室
▼湯口
▼女性浴室
▼浴室からの眺め
水上温泉去来荘は2018年12月31日をもって閉館しました。
水上温泉 去来荘 データ
群馬県利根郡みなかみ町湯原684
13時~20時
540円
訪問:2013年9月
水上温泉 去来荘 温泉分析概要
旧湯(貯湯槽にて採水) カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 46.2℃ pH=7.6 700L/min(動力) 溶存物質計=1.08g Na=122mg(35.09mv%) K=3.3 Mg=0.4 Ca=194(63.96) Sr=1.0 F=1.8 Cl=112(20.68) SO4=558(76.04) HCO3=23.8 Br=1.1 H2SiO3=48.5 HBO2=10.0 CO2=1.5 (H16.9.10) ※温泉利用状況=源泉の湯量が低下した時のみ加水あり・加温あり・循環ろ過あり・塩素系薬剤使用あり