北橘温泉 ばんどうの湯(閉館→komorebiテラスばんどうのゆへ)

北橘温泉ばんどうの湯は2021年3月28日をもって閉館しました。その後、経営がかわりkomorebiテラスばんどうのゆとして2021年12月1日リニュアルオープン。このページの情報は旧ばんどうの湯当時のものです。

小高い場所にある公共の日帰り温泉施設です。平日の夜間、雨天ながらも結構な賑わいをみせていました。浴室の他には食事処に休憩処、変り種では魚に足の角質を食べさせる「フィッシュ浴」というのもありました。

ばんどうの湯には二つの異なる浴室があり、週変わりで男女が入れ替わります。当日の男湯は「彩雲の湯」。伊香保方面の山と市街地の夜景が特徴。内湯は青石15人サイズの長方形浴槽と5人サイズの円形風呂があります。内湯は無色透明、ジャグジーブクブク作動あり、カルキ臭を放っており見学のみでパス。

露天風呂もあり、高台にあるので市街地の夜景がまずまず。晴天の昼間では更に期待できそうだ。浴槽は20人サイズの石板張りの造り。浴槽一部は屋根がけされている。御影石の湯口よりチョロチョロ程度のお湯の投入がある。これはおそらく源泉と思われます。焦げ臭に塩味あり。詳しい湯色は夜間で不明、湯は塩味、弱くキシ感があります。循環もしているので半循環の湯使い。湧出当時は1417L/minあった湯量が、半年後には3分の1に激減している。今現在はどうなのだろうか。雨天で内湯は人気で露天風呂はあまりお客がいない状態。そこそこの塩分濃度の効果で湯上りは火照りがキツく夏場ではたまりません。
(三昧・2009年9月)


渋川の街並を見下ろす高台に位置する日帰り温泉施設「ばんどうの湯」です。大きく立派なイマドキの温泉センターといった印象で、館内には造りの異なる二箇所の大浴場があり、週ごとに男女入替え。今回女性用だったのは「春風の湯」と呼ばれる方の大浴場でした。ちなみに前回訪問時もコチラ。

先ずは内湯ですが、入った途端に塩素臭が少々。使い勝手のよいカランの並ぶ浴室には、窓に沿って10人サイズの石板ばり横長浴槽がひとつあります。肝心の湯は適温に調整されたほぼ無色透明で、ツルツルした肌触りがあり、スカイテルメほど強くはありませんが焦げたゴムっぽい臭いが少し。浴室に入った瞬間に感じた塩素臭は、お湯からは感じなかったので、あれは浴室清掃時のものと思います。湯口から投入される湯は、何故か熱くなったり、ぬるくなったり。浴槽内で吸い込みと吐き出しが稼動の循環使用といったとこでしょう。

続く露天風呂は、渋川の夜景が見渡せるベストポイントにあります。10人サイズの長方形岩風呂で、湯口より激熱源泉がチョロチョロ投入+謎の打たせ湯2本からの適温湯の投入、浴槽内で適温となっていました。この露天風呂がかろうじて源泉に近い湯なのかな?といった印象。
(まぐぞー・2009年9月)

※なぜか外観も撮らず、フィッシュ浴の画像だけになってしまいました。

▼フィッシュ浴なるものがはじまってました

▼お魚がいっぱい

北橘温泉 ばんどうの湯 データ

群馬県渋川市北橘町下箱田605-5
10時~21時
第4火曜休み(祝日は翌日)
300円(2時間)
訪問:2002年数回・2009年9月

北橘温泉 ばんどうの湯 温泉分析

北橘温泉ばんどうの湯 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 64.2℃ pH=7.7 成分総計=7.56g Na=2178mg K=29.1 Mg=2.7 Ca=543 Fe2=0.3 Mn=0.3 F=1.8 Cl=4523 SO4=4.2 HCO3=38.9 CO3=0.1 H2SiO3=78.2 HBO2=149 CO2=6.6 (H11.10.13) ※天候・気温に応じて加水あり・循環ろ過あり・塩素系薬剤使用あり

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