翌朝は早くに起床して登山の予定。ここ湯ノ花温泉にて車中泊、就寝前の一風呂に数年ぶりに石湯へ浸かってみた。運良く利用客が居なかったので、暫くの間は我が家2人のみ貸切状態でした。石湯の外観や湯小屋内などに、以前とは特に変化は無いように思えましたが。強いていうと加水用のホースが堂々と備え付けられていたこと。利用客が暫く居ないとすぐに激熱湯になってしまうからでしょう。当日も体感44℃はありそうな浴槽温度、身体にピリピリとくる刺激がクセになる。湯ノ花でもこの源泉、この石湯が一番の上質に思えてしまう。いつまでも皆が利用できることを願って止まない。
(三昧・2012年6月)
共同浴場の一つである石湯。外観はとても簡易な建物でいかにも共同浴場の趣きです。建物のすぐ前?横には大きな石というより岩があり、これが石湯の名前の由来なのでしょう。入口を入ってみるとコンクリ浴槽がポツンと一つあるのみで浴槽底は石や岩でぼこぼこしている。どうやら完全な混浴のようだ。これは女性は先客がいるときついとい思う。訪れた時は先客は誰もおらず貸しきりで利用。
掛け湯すると湯は非常に熱い!おそらく46-47℃はあると思う。源泉は二箇所?からブクブクと気泡と共に湧出していた。浴槽底からも気泡がブクブク、、、。湯は無色透明、石膏臭ですべすべ感もありとても美味しい。良質の湯での湯浴みができるのだが湯が熱いのが難点である。
(三昧・2004年12月)
数年ぶりの訪問です。一度見たら忘れられないインパクト大の湯小屋は健在でした。今回の訪問では、なんと加水用の蛇口&ホースがつけられていました。自分の記憶ではコレは以前は無かったような?その為か浸かりやすい湯温となっていました。それでも熱いのは変わらずですが。今回は夜に訪問してみましたが、仄かな灯りのもとで湯に浸かる鄙び風情がとても良かったです。
ところで以前から用途が謎だった衝立の向こうの小浴槽ですが、入れ違いで入ってきたお爺ちゃんが浸かっていたので、やっぱり浴用だったみたい。
(まぐぞー・2012年6月)
湯の花温泉を流れる清流沿いの素朴な共同浴場です。ちょっと場所がわかりにくいのですが、湯の花温泉のメイン通りからは川を渡った向こう側、石湯旅館のすぐ近くにあるので、まずは石湯旅館を探すのが手っ取り早いかもしれません。石湯旅館付近の川沿いをキョロキョロすれば見つかると思います。
川端に建つ簡素な湯小屋は、大きな岩がめり込んだような不思議な造りです。入口付近に料金箱があるので、そこにお金を入れ湯浴みをします。中は混浴。2-3人程入られそうな長方形コンクリ浴槽がひとつ。浴槽の目の前には湯小屋にめり込む大きな石が迫り、神棚が祭られています。
湯は無色透明。浴槽の脇に二箇所の湧出ポイントがあり、一方が温め、もう一方が激熱。各々の湧出ポイントから浴槽へと湯が流し込まれているのですが、激熱の方が勝り浴槽内は最初足をつけるのも痛い程の熱湯となっていました。湯はトロミのある石膏味。それこそ浴槽すぐ横から湯がフツフツと湧いているので、鮮度は抜群に良いです。これでもう少し湯温が低ければ、湯を思う存分楽しめたのですが。なにしろ熱い。兎に角熱い。浴槽の底は自然の石を利用したのか、滑らかな肌触りで心地よかった。
このメイン浴槽の他にもうひとつ、衝立の向こうに小さく浅い長方形浴槽があったのですが、この利用用途は??チビッコ浴槽にも見えるし、地元の生活湯にも見えるし。
(まぐぞー・2004年12月)
▼夜の石湯
▼源泉をチェックする温泉ヲタク
▼一通りチェックが済んでやっと入浴/加水ホースが設置されました
▼掲示
▼湯小屋外観・石がめり込んでいます
▼浴槽
▼シンボルの石
▼浴槽脇の湧出ポイント
▼メイン浴槽からの流れ込み小浴槽
6時~22時(20時~21時は地元専用)
訪問:2004年12月・2006年8月・2012年6月・9月