新菊島温泉は閉業しました。
鏡石町にある「新菊島温泉」に寄りました。ここは湯量が特に豊富のようでお風呂はもちろんの事、屋外に温泉を利用した温泉プールまであります。今回は冬期のためなのか温泉プールは使われていない様子。お宿自体はB級の雰囲気が漂います。早朝の時間前の訪問でしたが快く受付けて頂き感謝でです。
お風呂は名物の混浴岩風呂・男女別の内湯というか小浴槽が一つ。男女それぞれの内湯から混浴岩風呂へ直接行ける仕組み。湯は黄褐色、弱硫黄臭、鉱物アブラ?っぽい香りがほんのりする。源泉は滝となって湯量豊富なドカドカと掛け流し湯です。泡も湯の表面に多少浮いていました。ここのお宿、二食付きで6000円とお安く宿泊できます。
(三昧・2004年1月)
B級な佇まいの温泉宿です。「新」という事は、「菊島温泉」というのが別にあるのでしょうか?それともどこからか移転して来たのでしょうか?まぁ、そんな事はよしとして温泉です。男女別の脱衣所を抜けると、こじんまりとした内湯があります。その内湯浴槽に小さな扉があり、そこをくぐると広々とした混浴内風呂に出られます。が、扉を開けた途端目の前に男性が一人座っているではありませんか。しかもこちらを向いてジッとしているので「もう少し経ってから混浴の方に行こう」と扉を閉めました。しばらく小さい女性用の浴槽で湯浴み後、再び混浴風呂へ行こうと扉の隙間から向こうを覗くと、先ほどの男性がまだいるのです。しかもこちらを凝視しています。混浴風呂は広く、何もそこにいる必要はなく、どうも「混浴に来る女性待ち」をしている感じがプンプンでした。そんなワケで、混浴風呂は諦め女湯にて湯を楽しむ事にしました。
薄い枯葉色の湯はジャリジャリの砂のような湯花が沈澱し、肌に細かな気泡が付くもので、さするとヌルヌルします。湧出量は大変多く、湯口からザカザカと流れ出ていました。湯温は温めで、ほんのりタマゴ臭。ゆっくりのんびり長湯をするにはもってこいです。備品は石鹸のみ。重曹泉に近いらしく、湯上がりの肌は早急にローション等で整えないとガビガビになります。朝から立寄り客に大人気で、玄関には大量の靴が並んでいました。
(まぐぞー・2004年1月)
▼温泉プールがありました
▼玄関に靴がいっぱい
▼受付
▼浴室入口
▼男性内風呂(扉の向こうが混浴)
▼湯量豊富
▼女性内風呂(扉の向こうが混浴)
▼投入量が凄いです
新菊島温泉は閉業しました。
新菊島温泉 データ
福島県岩瀬郡
9時~21時
300円
訪問:2004年1月