東北原温泉(閉業)

東北原温泉は閉業しました。

いつも郡山周辺の湯巡りをする時は夜間になってしまう事が多い。今回の東北原温泉もやはり夜間であった。大体の場所しか分からずに向ったが途中の案内看板が無ければ周辺は暗いので到達できなかったかもしれません。途中、何度か道に迷いながらも到着する。施設の周辺は暗くて何があるかも分からないほど。受付へ向うとおばちゃんが座っている。やけに愛想がなく商売気が無いのがなんとも印象的だ。浴室の他に休憩室などもある日帰り温泉施設で、一回入湯だけでなく一日湯治や休憩やらいろいろと料金設定がある。

男女別の内湯は4-5人でちょうどよい長方形浴槽。訪問時はラッキーにも先客は誰もおらず貸し切り状態だった。浴室に入ったとたん嬉しくなってしまった。浴槽縁からはおしげもなく湯が溢れ捲りドンドコの掛け流し。たまらん。石を積んだような湯口からは源泉が40L/min弱も浴槽へ投入されている。浴槽の広さからして十分な投入量だ。湯口で弱金気臭。弱重曹味、つるスベの浴感がある。浴室内の照明が暗くて、湯を詳しくは観察出来ずだったのが残念。なんと言っても絶妙の源泉温度が肌に合い、ドンドコ掛け流しなのが良い。床は部分的に赤茶けていた。
(三昧・2004年11月)


暗くなってからの訪問だったので迷ってしまいました。郡山南インター方面から55号を北上するのですが、途中の分岐を見逃し、気が付けば142号にまで到達、そして慌てて逆戻り。カーナビでもあれば、このようなトホホも少なくなるんだと思います。

到着した東北原温泉は真っ暗な中にポツリと佇む侘びしい雰囲気。あたりは田畑なのか野原なのか(暗くて見えない)殆ど街灯もなく、近所の犬の威嚇する鳴き声ばかりが響きます。館内に入ると受付にはいまいち商売っけのない奥さんがひとり。下足箱の鍵と交換でロッカーの鍵をくれました。

男女別の浴室には5人位入られる長方形浴槽がひとつのみ。訪問時、女性浴室は6人程の湯浴み客で結構な賑わいでした。浴室内が暗かった為、湯の色はいまいち確認できなかったのですが、常に浴槽から溢れ出す掛け流し。長湯もできそうな心地よい湯温で、湯口付近では泡付きもあり。スベスベ浴感の気持ち良いトロミの湯。口に含むとよりトロミを感じる事ができます。備品はシャンプー(もしかしたらボディソープだったかもしれない)、石鹸、ドライヤーがあり、使い勝手の良いシャワーも付いています。湯上がりもポカポカで、なかなかの湯でした。
(まぐぞー・2004年11月)

▼東北原温泉玄関

▼玄関を内側から

▼館内

▼掲示

▼男性浴室(暗くて何がなにやら)

東北原温泉は閉業しました。

東北原温泉 データ

福島県郡山市片平町字庚坦原14
1月~3月/9時~20時
4月~10月/9時~21時
11月~12月/9時~20時30分
毎月6日休み(祝日は振替)→第1・3水曜日休み
90分400円
訪問:2004年11月

東北原温泉 温泉分析概要

東北原温泉 単純温泉(Na-HCO3型) 41.5℃ pH=8.61 溶存物質計=970.2mg Na=277.3mg K=7.8 Mg=0.3 Ca=1.6 Al=0.6 F=8.0 Cl=98.4 SO4=133.3 HCO3=387.7 CO3=14.7 H2SiO3=18.5 HBO2=22.0(H7.2.8)