南会津エリアは温泉やら登山やら自然豊かで大好きな場所であります。窓明の湯は旧施設を取り壊し、新たに立て直しての日帰り温泉施設としてオープンしていました。今回はリニュアルした施設に立ち寄ることができました。以前の施設と比較すると明らかに規模を縮小しています。券売機で入浴券を購入、受付して浴室へ向かいます。途中、左手には湯上り後などに休憩する小上がりの畳敷き座敷もありました。
浴室にはタイル浴槽があり、仕切りで二つに分けられている造りです。それぞれ熱め浴槽2人と適温浴槽5人サイズ、互いに湯の行き来があって足元でつながっています。熱め槽には湯口があり、約10L/minほどの投入量はあるでしょう。浴槽底からブクブクとあがってくるゾーンと強力ジャグジーの演出もありましたが、個人的にこれは要らないかな。湯に浸かるとガラス窓沿いにある側溝へ湯が流れ込みます。
お湯は無色透明で弱ツルツル感、クセの無いものです。露天風呂はありませんが、身体が火照ると扉一つで外に出ることができるちょっとしたスペースがあり、涼むこともできます。訪問時は鮮度もよく短時間の湯浴みながら充分に楽しめました。また寄ってみます。
(三昧・2020年6月)
2018年に新規オープンした、南会津町の日帰り温泉施設「窓明の湯」です。以前に同名施設が少し離れた場所にありましたが、そちらは既に閉館しています。以前あった「旧窓明の湯」は、三岩岳や窓明山の登山者用にも利用されていた駐車スペースのあるスノーシェードの切れ目から、細い小道を進んでたどり着くという、初めての人にはちょっとややこしい場所にありました。今回新しく移転オープンした「窓明の湯」は、国道沿いに建てられ迷うことなく到着できるようになりました。
規模も以前は「管理が大変だろうなぁ」と思ってしまうくらい浴槽も数が多く、ちょっと立派過ぎる印象の施設でしたが、新しい窓明の湯はコンパクトでシンプルです。旧施設と比べ断然「共同浴場」感が強くなった気がします。木材をふんだんに使用した清々しい館内は、浴後の休憩スペースと、男女別に内湯がひとつづつというシンプルな造りです。
女性浴室は5~6人サイズと2人サイズの二つに仕切られた長方形浴槽があり、小浴槽側に熱い源泉を投入、浴槽内で隣の大浴槽へと流れ込み窓側へとオーバーフローする掛け流しです。無色透明の湯は小浴槽で熱め、大浴槽で適温。今回は早い時間帯に訪問したので、湯汚れの一切ない綺麗に澄み切った気持ちよい湯を楽しめました。お湯そのものに突出した特徴はないものの、そのぷん誰もが入りやすい湯だと思います。浴室がそれほど広くないことと、源泉を大量投入するタイプの湯使いではないので、登山の下山ラッシュ時などは混雑時は避けた方がいいかな。
ところで男湯側には裸のまま涼める屋外スペースがあったらしいですが、女湯にもあったのかなぁ?ぜんぜん気が付かなかったです。
(まぐぞー・2020年6月)
▼小豆温泉 窓明の湯 外観
▼休憩スペース
▼浴室入口
▼平澤山の湧水だそうです
▼男性浴室
▼別の角度から
▼女性浴室
▼浴槽
▼湯口
▼洗い場
▼旧窓明の湯の訪問レポートです
小豆温泉 窓明の湯 データ
福島県南会津町大桃字駒ケ嶽山10-1
→Googleマップでみる
0241-76-3131
10時11時~19時
木曜日休み
650円→450円
訪問:2020年6月
小豆温泉 窓明の湯 温泉分析
小豆温泉窓明の湯貯湯槽(2源泉混合)単純温泉 50.5℃ (動力) pH=8.3 溶存物質計=0.443g Li=1.2mg Na=118.7(84.87mv%) K=4.0 Ca=13.0 Sr=0.2 F=10.1 Cl=145.7(67.06) Br=0.5 I=0.1 OH=0.2 SO4=16.0 HCO3=63.1 CO3=3.3 H2SiO3=61.7 HBO2=5.3 As=0.1 (H21.5.19) ※温泉利用状況=100%源泉掛け流し(HP内に記載あり)