嶽温泉 山楽は2013年10月27日をもって閉館しました。
湯段温泉に宿泊した帰り道、以前に食事がてら立ち寄った事がある嶽温泉に再立ち寄りしてみた。今回は高原の宿「三楽」にしてみました。外観はお土産もの屋と食堂を営業するなか、旅館業も兼用しているお宿です。受付け横には貼紙で「当旅館のお風呂は循環式ではありません」との案内表示があった。男女別の内湯が館内にあるのと、お宿から50mほど離れた所に混浴の野天風呂があります。内湯は5-6人が入れるコンクリ打ちっぱなしの浴槽。湯口の竹筒管より源泉を15L/minほど浴槽へ投入、浴槽縁からオーバーフローする掛け流し。湯は無色ですが、湯華の粒が大きいので白く濁ったように見え、レモンの酸味のぬるぬる感がある42℃。結構気にいった内湯。
内湯から野天へ行くには一度着替えて50mほど離れたトコまで移動しなくてはならない。男女別に分かれた脱衣所があるが浴槽では混浴だ。混浴といっても数枚の目隠し用の仕切りがあるので女性もいくらか入り易いと思う。周囲から結構丸見え状態の野天風呂だ。こちたの湯は薄く白濁気味で僅かに硫黄臭も感じられる。20-30人は入れる開放感抜群の混浴野天風呂でありました。
(三昧・2004年9月)
嶽温泉にある食事処も兼ねた温泉宿です。「野天100人風呂」が名物らしく、「北東北 日帰り温泉」に無料入浴券が付いていたので行ってみました。まずは男女別の内湯へ。女性浴室は板張りの洗い場に「こけし」のような形の浴槽がひとつ。脱衣所寄りの一部が浅くなった5-6人入られるものです。湯は適温、やや白濁りのするツルツルしたもので、板張りの浴室の風情がなかなかよろしく、ゆったりと湯浴みが出来ました。シャンプー、ボディソープも有り。
続いて名物の「野天100人風呂」ですが、こちらはお宿の外にあり、内湯からは一度着替え、さらに外の道を少しばかり歩いた先にあります。入口と脱衣所は男女別ですが中で混浴となっていました。野天風呂は細長い造りで、硫黄の臭いが強い白濁湯、ツルツルとした熱い湯が流し込まれています。午前中の早い時間に訪問した為か他にお客さんはなく、周囲に繁る木々や、すっかり赤く色付いたナナカマドを眺めながらの湯浴みとなりました。それにしたって100人は無理と思う。ギュウギュウに詰めて入って50人位??細長い浴槽にはいくつかの仕切りが置かれているので一見狭く見えますが、そのぶん女性にとっては入りやすいと思います。
(まぐぞー・2004年9月)
▼山楽外観
▼男性内湯
▼女性内湯
▼混浴露天風呂はこちら
▼混浴露天風呂
▼仕切りがあるので女性も入りやすいです
▼お湯
嶽温泉 山楽は2013年10月27日をもって閉館しました。
嶽温泉 山楽 データ
青森県弘前市
9時~19時
11月~3月は野天風呂不可の場合も有り
350円
訪問:2004年9月
嶽温泉 山楽 温泉分析
嶽温泉(嶽温泉旅館組合4号~5号集湯槽、6号~8号集湯槽) 酸性-カルシウム-塩化物泉 46.9℃ pH=2.0 湧出量測定不可(動力揚湯) 溶存物質計=2283mg H=9.0mg(23.36mv%) Na=137.6 K=15.1 NH4=0.6 Mg=51.2 Ca=258.7(33.77) Al=48.6 Mn=2.5 Fe2=7.2 Fe3=0.1 Li=0.1 F=1.9 Cl=1061(77.34) Br=1.4 I=0.1 SO4=361.4(19.43) HSO4=108.5 H2PO4=0.5 H2SiO3=200.3 HBO2=14.2 H2SO4=2.4 CO2=676.2 As=0.1 (H14.11.26)