女鹿沢温泉 国民保養センター花岡荘(閉館)

国民保養センター花岡荘は新施設への建て替えのため2013年6月30日をもって閉館しました。このページの情報は旧施設のものです。

町営の保養温泉センター施設です。地元の方達で賑わう温泉でもあります。館内は広いのでお風呂まで到達するのに少し歩きます。男女別の内湯が一つずつあるのみ。浴槽は変形型で15-20人は入れる広さです。浴槽底はタイルで模様が施してあります。湯は薄い褐色系の湯、ダシ塩味に臭素臭がします。浴槽隅の湯口で多少の加水はありますが源泉は60L/minほど投入されており充分です。浴室底はオーバーフローで溢れた湯がザーザーと排水口へ流れています。浴感たっぷりの湯で湯上がり後はホカホカです。こういう温泉施設がしこたまある津軽地方がうらやましいです。
(三昧・2004年9月)


ちょっと草臥れ感のある温泉センターです。地元の人には認知度が高いらしく、夕方の訪問時はマイお風呂セットをぶら下げた人が続々とやって来ました。受付で料金を支払うと浴室までは長い廊下をテクテク歩きます。辿り着いた男女別浴室は内湯のみのシンプルなもの。洗い場も浴槽内も床一面妙な花柄(?)が際立つ変わり種。

浴室には10人以上入られそうな浴槽がひとつあり、一部分が浅くなっています。脱衣所寄りに湯口があり、湯とともに水も流し込まれ、加水によって温度調節しているといった具合。茶色っぽい濁りが少しばかりある湯はツルツルとした浴感、湯口付近では少しばかりの泡付きもあり、薄塩ダシ味。少しの臭素臭漂うもの。浴槽からは常に湯が溢れ出て見ているだけで気持ち良いです。メイン浴槽の他に打たせ湯もあり。受付横にはTVもあるちょっとした休憩室があり、湯上がりの方々が寛いでいました。その休憩室にあったクマの人形がド迫力でビックリ。思わずパチリと一枚。
(まぐぞー・2004年9月)

▼男性浴室

▼溢れだし

▼お湯

▼悪意しか感じられないツキノワグマ

国民保養センター花岡荘は新施設への建て替えのため2013年6月30日をもって閉館しました。このページの情報は旧施設のものです。

女鹿沢温泉 国民保養センター花岡荘 簡易データ

現在は「健康の森花岡プラザ」となって営業しています。
青森市浪岡大字女鹿沢字野尻28-3
8時~21時
第3水曜休み
300円
訪問:2004年9月

女鹿沢温泉 国民保養センター花岡荘 温泉分析概要

女鹿沢温泉(花岡温泉2号泉) ナトリウム-塩化物泉 44.8℃ pH=8.7 375L/min(動力・1000m掘削) 溶存物質計=2928mg Na=950.0mg(93.48mv%) K=39.7 NH4=0.3 Mg=0.9 Ca=35.3 Al=0.1 Fe2=0.2 F=9.1 Cl=1343.2(85.45) Br=44.5 I=29.4 SO4=100.0 HCO3=1587 CO3=15.0 H2SiO3=178.6 HBO2=23.0 (S59.7.18)