奥薬研温泉 隠れかっぱの湯(撤去)

奥薬研温泉 隠れかっぱの湯は撤去されました

奥薬研温泉 隠れかっぱの湯 2012年12月撤去後の確認

▼撤去のニュースが流れた後、確認に来てみました

▼源泉はまだ生きていました

▼そのスジのマニアさんですかね

奥薬研温泉 隠れかっぱの湯 2005年7月

薬研温泉といえば「かっぱの湯」が有名ですが、ネット上では「隠れ(し)かっぱの湯」と呼ばれている露天風呂もあります。隠れた存在なのでそう呼ばれているのだと思います。場所を事前に知らなければ到達はきびしいかもしれません。

県道のガードレールの切れ目から川方向へ降りていくとすぐに見つける事ができます。無人の露天風呂ですがとてもきれいに清掃されており、誰かしらの手が入っているのが分かります。タイル張り正方形浴槽に、岩造りのワイルドな露天風呂の二つの浴槽があります。以前はココに建物があって、浴槽だけが今でも残されており有り難く利用させて頂いているようです。どうりで内湯と露天風呂、と思わせる隠れかっぱの湯です。新緑が眩しい時期の訪問でもあり、ワイルドな露天風呂での湯浴みは格別なものがあります。浴槽で使われている岩が暖かいせいか、ヘビが数匹寄ってきていて日向ぼっこしていました。お湯は無色透明、無味無臭とこれと言ってなんて事はありません。ですが、なんといっても渓流沿いの野趣溢れる開放的な露天風呂は魅力があります。結構、気に入ってしまう。
(三昧・2005年7月)


再訪問しました。比較的有名な野湯でありながら、まったく荒らされる事もゴミもなく、約2年前の訪問時とその姿は変わらず、むしろ益々手入れが行き届き綺麗さが増したような気がします。これは訪問する皆さんの自然を愛でる優しさの賜物かと思います。休日だったのですが、訪問時はラッキーにも無人で、美しい渓流と新緑に包まれながら湯浴みを楽しむ事ができました。ちょっとビックリしたのが蛇の多い事。脱皮でもしたいのか、湯口や浴槽の縁に数匹。探せばもっといたかもしれない。これがホントの「へびん湯」!?
(まぐぞー・2005年7月)

▼手前に上段の浴槽、川沿いに下段の二段構成です

▼上段浴槽

▼下段浴槽

▼湯口の近くにヘビが写っています。ヘビがたくさんいます

奥薬研温泉 隠れかっぱの湯 2003年9月

「隠れかっぱ(ネット)」「龍神の湯(地元タウン誌)」等々いろいろな名前で呼ばれている「かっぱ三兄弟の末っ子」的存在の露天風呂です。実際の正式名称は謎です。最初場所がわからず地元の人に聞いたのですが「隠れかっぱ」も「龍神の湯」も???で、「かっぱの湯と夫婦かっぱの湯ではない、もうひとつの露天風呂」でようやく通じました。

道路のすぐ脇にある混浴露天風呂で、一番目につきやすい場所にありながら一段下がった所にあり、看板も出ていないので一番わかりにくくなっています。浴槽は丸タイルばりの四角いものと、渓流沿いの岩造りのものとがあり、無色透明な湯が滔々と流し込まれていました。湯浴み客が少ない為か湯の鮮度が良く、気持ち良い湯浴みができます。湯に浸かると目の前には美しい渓流、そして爽やかな緑の木立。誰も居ない浴槽を独り占め。うーん、なんとも贅沢です。

脱衣所なんてモノはないので、衣類は大自然の中で潔く脱ぐしかありません。道路からヒョイと覗かれたら丸見えなのでハラハラしますが、こんなにいい露天風呂を目の前にしたら、誰でも入らずにはいられないでしょう。かっぱ三兄弟の中ではココが一番気に入りました。

訪問時は平日だったので他に人はいなかったのですが、休日はどんな様子なんでしょう。「かっぱの湯」の駐車スペースには沢山のPキャン組がいたので、おそらく夜には大勢のキャンパーで賑わうのかもしれません。
(まぐぞー・2003年9月)

▼立派な浴槽です

▼上段の四角い浴槽

▼下段の露天風呂

▼道路のすぐ下にあります

奥薬研温泉 隠れかっぱの湯は撤去されました

青森県むつ市大畑町
訪問:2003年9月・2005年7月・2005年12月・(2012年12月撤去後の確認)