いつからかは不明ですが現在「なごみ処 湯ったら温泉」は撮影禁止となっているようです。使用画像は、それ以前(2010年)に撮影したものです。
青森市郊外にある日帰り温泉施設です。広々とした敷地中央に温泉施設建物、その他は駐車スペースです。玄関入口横には休日限定?のやきとり屋台の出店もあり、館内には浴室はもちろん、食事処にマッサージ室、エステサロンまでありました。
ガラス張りの若干モワッと状態の浴室空間。浴槽は縦に長いタイル張りのものです。湯口を境に仕切りがあり、20人ほどと5人サイズの二つに分かれています。小さいのは熱湯槽、大きめの方は適温槽になっています。湯は黄色透明、カルキ臭が目立ちます。
露天風呂もあります。ちょっとした庭園風の露天岩風呂といった感じです。カブトムシの幼虫のような形をしており10人ほどの広さがあります。浴槽の三分の一は、浅めの寝湯状態となっています。薄黄土色濁り、金気臭に弱臭素臭する適温湯。浴槽縁や湯の通り道は析出物が付着していて色が赤茶に染まりつつあります。数年後の更なる上積みが楽しみです。
(三昧・2010年5月)
青森市の油川にある、今どきの綺麗な日帰り温泉施設です。訪問して先ず驚くのが駐車場の広さ。うーん、よほど土地が余っているのか・・。この温泉施設、まだ新しいようで、館内はどこもかしこもピッカピカ。
脱衣所を抜けて先ずは内湯へ。窓に沿って6人サイズ+20人サイズの二つに仕切られた略長方形浴槽が造られています。メインである20人サイズ浴槽にはドリンク剤のような鮮やかな黄色を帯びた透明湯が循環利用。その隣の6人サイズ浴槽では、メインと比べやや黄土濁りが強い熱めの湯が満たされています。
続く露天風呂は10人サイズの細長い池のような石作りで、内湯と比べ黄土濁りが強い温め寄りの適温湯が満たされていました。湯の状態は内湯よりもいい具合。
肝心の湯は塩分が強く、土類と鉄と海水の生臭さが漂うもので、スベスベとした浴感が印象的。このテの湯ならではといいますか、浴後のベタ付きが強い。残念な点は全体的に塩素臭がキツかった事(特に内湯)。全ての槽の中で湯が一番よかったのは「掛け湯槽」かな。
(まぐぞー・2010年5月)
▼湯ったら温泉 外観
▼男性露天風呂
なごみ処 湯ったら温泉 データ
青森県青森市羽白字富田235-1
→Googleマップでみる
017-718-4558
5時30分~23時30分(受付23時)→4時~24時
390円
訪問:2010年5月
なごみ処 湯ったら温泉 温泉分析
富田温泉 ナトリウム-塩化物泉 42.2℃ pH=? 溶存物質計=742.8mg Li=0.2mg Na=2496(92.36mv%) K=82.9 NH4=13.0 Mg=15.6 Ca=94.1 Fe2=3.6 F=0.8 Cl=3828(90.11) Br=12.8 I=1.3 SO4=9.1 HPO4=0.2 HCO3=699.3 H2SiO3=161.6 HBO2=9.2 CO2=40.0 (H19.4.11) ※循環ろ過あり・塩素消毒あり