現在「熊ノ沢温泉」は撮影禁止となっているようです。使用画像は、それ以前(2009年5月)に撮影したものです。
移動中に通りかかり、「掛け流し温泉」というノボリが出ていたので朝7時のオープンから突撃。まだ新しい雰囲気が残る日帰り温泉施設といった感じ。
浴室はガラス窓を多用していて明るい設計です。浴槽は「あつゆ」「ぬるゆ」「でんき風呂」「人工炭酸泉」と露天風呂があります。
「あつゆ」浴槽は8人サイズ、タイル張りのもの。薄紅茶色透明な湯、浴槽底までが見通せるほどの透明度、弱甘味に弱温泉臭がする43℃。浴槽内の内壁より加熱源泉を注入しています。中程度のつるすべ浴感があり、けっこう楽しめます。「ぬるゆ」浴槽は6人サイズ、「あつゆ」同様のタイル張り。源泉の投入は無く、「あつゆ」浴槽からの流れ込み方式によるもの。湯中には茶褐色系の浮遊物がちらほらとしている。湯は「あつゆ」同様でつるすべが目立っている。少量の溢れ出しある掛け流し。朝一番だったので問題は無かったが、賑わってきた時の「ぬる湯」浴槽の鮮度維持が心配だ。
一番の湯使い良しは露天風呂だろう。屋根掛けの岩風呂で8人サイズの広さがあります。浴槽縁から溢れ出している湯が相当量あり、これはなかなかのものです。薄紅茶色透明、つるすべ感のお湯をたっぷりの掛け流し。
(三昧・2009年5月)
八戸市内を移動中に見つけ急遽立寄った日帰り温泉施設。朝、オープンと同時に入館しました。熊ノ沢温泉はまだ新しいらしく、館内はどこも綺麗です。
先ずは内湯ですが、広くとられたガラス窓に沿って各種浴槽がL字型に並んでいます。メインの温泉浴槽は三つあり、加熱湯を投入した適温の5~6人サイズ浴槽、その流れ込み利用のぬるめ7~8人浴槽、5人サイズの電気風呂があります。内湯は少量の溢れ出し。
続く露天風呂は5~6人サイズの石風呂で、まずまずの溢れ出しとなっています。内湯、露天風呂共に紅茶を薄くしたような色の湯は、柔らかな温泉臭が漂い、湯中には紅茶の出がらしのような湯花もチラホラ。ごく薄く甘味があり、ニュルツルとした肌触りが心地よい。お湯がいいのは露天風呂でしょう。
訪問時は朝一番だった為か終始貸しきり状態でゆったり楽しめました。明るく清潔な浴室、立派なサウナなど、長時間グタグタ過ごしてみたくなるような施設です。
(まぐぞー・2009年5月)
▼男性内湯
▼別の角度から
▼男性露天風呂
▼露天風呂浴槽
▼露天風呂湯口
▼女性内湯
▼女性内湯浴槽
▼女性露天風呂
▼露天風呂湯口
熊ノ沢温泉 データ
青森県八戸市大字尻内町字熊ノ沢34-251
→Googleマップでみる
0178-27-0004
6時30分~22時
420円→450円
訪問:2009年5月
熊ノ沢温泉 温泉分析概要
熊ノ沢温泉 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 26.7℃ pH=? 溶存物質計=2038mg Na=585.9mg(82.81mv%) K=14.1 NH4=0.8 Mg=17.3 Ca=69.0 Al=0.1 Fe2=0.5 F=0.7 Cl=749.8(69.44) Br=1.4 I=0.1 SO4=84.5 HPO4=0.6 HCO3=409.1 CO3=23.4 H2SiO3=76.2 HBO2=4.3 (H18.5.15) ※加温あり