玉勝温泉別館に宿泊した翌朝に本館の浴室に入ってみました。宿泊者は無料で本館の浴室を利用できます。朝の5時オープンと同時に突撃してみましたが、もう既に先客のお年寄りが一人で湯浴み中。
浴室は青森にある温泉銭湯そのまんまです。脱衣所へ入ると使われていない番台が男女の境にあり、脱衣用の籠が重ねられています。天井が高い広い浴室の中央に長方形のタイル張り浴槽がドーン。どういうわけか二つに仕切られています。二つの浴槽は温度差があり、ジェットバス浴槽と、湯が静かに注がれ溢れる浴槽の二種類がありました。ジェットバス浴槽はセラピストという強制的に水流を造り出す機械が設置されていて、もの凄い勢いで水流が出来ておりゆっくりと湯に浸かっていられません。もう片方は深めの浴槽。湯はやや黄緑がかった透明の無味無臭。別館と源泉は同一のものですが、別館にあったヌルスベ感がありません。お湯はこじんまりした浴槽の別館の方が上。但し、別館の浴室は日帰り立ち寄りでは利用できないので注意です。
(三昧・2005年7月)
玉勝温泉を再訪しました。前日はスグ向いにある「玉勝温泉別館」にて宿泊し、朝のオープンと同時に訪問。 「玉勝」と言っても勝新と玉緒夫妻から付けた名前ではなく、小川原湖の伝説にちなんだ名前との事。踏み切りの近くに有る温泉施設で、周りは商店や住宅が並び結構栄えている。脱衣所に演歌が響く青森によくあるタイプの公衆浴場です。
女性浴室は銭湯ならではの広々としたもので、中央に長方形浴槽がひとつ鎮座しています。浴槽はふたつに仕切られ、片方が5人サイズの普通浴、もう片方が10人弱サイズの少しばかり浅い浴槽となっています。大きい方の浴槽には青森県内の浴場で大人気(!?)の「セラピスト」にてハードな水流をおこしたもの。この水流が凄く、まともに水流を受けたら吹っ飛ばされそうな勢い。
流し込まれる湯は浴槽内で適温。別館同様、昆布を薄ーく溶かしたような色、そしてかすかにヌルヌル感があります。浴感は別館の方が強いものでした。朝一番に訪問した為か、先客さんはなく、私と入替えにお婆ちゃんがひとり。実にノンビリとしたものです。
(まぐぞー・2005年7月)
▼女性浴室
▼湯口
▼公衆浴場お馴染みの脱衣篭
▼何用?
▼(育毛剤使用例)Before
▼(育毛剤使用例)After
玉勝温泉 データ
青森県上北郡東北町上北南1丁目31-1088
→Googleマップでみる
0176-56-3007
5時~22時
210円→220円
訪問:2003年9月・2005年7月
玉勝温泉 温泉分析
南谷地6号泉 単純温泉(Na-Cl・HCO3) 47.5℃ pH=7.6 336L/min 成分総計=579.2mg K=7.8mg Na=146.0(95.79mv%) NH4=0.1 Mg=0.7 Fe2=0.1 Cl=170.2(70.85) SO4=19.7 HPO4=0.4 HCO3=94.48(22.86) H2SiO3=136.8 HBO2=2.4(S49.12.17)