秋の宮温泉 秋の宮博物館(閉館)

秋の宮温泉 秋の宮博物館は2010年11月30日をもって閉館しました。

メンコ、ブリキのおもちゃ、昔のポスターなど、マニアが見たら欲しがるようなコレクションがたくさん展示してある博物館です。当然、そういった方向には興味がないわけでして、、、。お目当ては博物館にある温泉岩風呂です。博物館入館者はだれでも無料で入湯できます。というのはこの建物自体は昔は温泉宿だったので、今も変わらず湧き出る温泉を利用している。

階段を下って岩風呂へ。先客が入湯してると待たなければなりません。入浴は30分以内の完全貸し切りとなってるので良いです。入湯中は「只今、入浴中」らしき札を掲げておきます。浴槽は二つあってそれぞれ熱めと適温です。どちらの浴槽も底より温泉投入ですがそのままでは熱いので直に触れないよう石が置いてあります。無色透明、とろみを感じます。ちょい残念なのは河原にあるのに高い壁の為、眺望が全くない事。
(三昧・2003年8月)


女将さんいわく、以前は旅館だったそうですが、現在は昔懐かしのオモチャや生活用品等のサブカルコレクションを展示している。一昔前の懐かしい臭いがする部屋に、これまた懐かしいモノがカテゴリ別にかつ無造作に所狭しと並ぶ様子は、宝探しみたいで見ていて楽しいです。

展示館とは別に階段を下った先に湯小屋があり、広い浴室にはふたつ並んだコンクリ(?)造りの浴槽があります。底には丸いゴロタ石が広げられ、その下から澄んだ無色透明の熱湯がポコンポコンという泡と共に投入されています。この様子に興味を持って蓋となっていた大きい石をどかしてみたら、火傷しそうなほどのかなりの熱湯がフォーッと出て来て慌てて石を元の位置に戻しました。ここのお宅では毎日朝晩この浴槽で湯浴みをしているとの事で羨ましいハナシです。湯上がり後はお茶やお菓子をいただき、屋外の椅子でひと休みさせていただきました。
(まぐぞー・2003年8月)

▼レトロ感満載の館内

▼懐かしの昭和アイドルコーナー

▼更に昔の芸能コーナー

▼相撲コーナー

▼浴室入口と入浴中の掲示

▼浴室

▼浴槽

▼浴槽底からお湯がポコポコ

秋の宮温泉 秋の宮博物館は2010年11月30日をもって閉館しました。

秋の宮温泉 秋の宮博物館 簡易データ

秋田県湯沢市秋の宮字湯ノ岱106
9時~17時
冬期休業
500円
訪問:2003年8月

泉質不明(分析書掲示なし)