八九郎温泉

八九郎温泉 2007年8月

八九郎温泉が混浴から男女別になったという話なので確認しに立寄る。行ってみるとビニールハウスのように、浴槽に囲いをつけて覆った造りとなっていた。訪れたのは8月だったので、大量にいるアブへの対策なのかも知れない。逆に冬場は雪でハウスが倒壊を恐れてハウスは取っ払ってしまうかも??

浴槽は男女別になったので今まで使用していた浴槽を女性用、その右隣に前々からあった未使用の浴槽に源泉を引き入れ、それを男性用として利用されていた。そして今まで無料でしたが、寸志を入れる料金箱「気持ちの箱」も新たに設置されていた。
(三昧・2007年8月)


前回訪問時、女性入浴時は赤い旗で知らせるシステムだった八九朗温泉が、更に進化し完全男女別となった。いわゆるビニールハウスな造りだけれど、出入り口が二重となり夏の時期に大量発生する虻の侵入を随分と防いでいる。訪問時、湯小屋外に大量旋回していた虻を見て、数年前の奥々八九郎の悪夢が蘇ってしまったけれど、湯小屋の中にはほんの数匹ウロウロするのみ。湯に浸かってタオルを「ほっかむり」にすればなんて事ない。

さて肝心の湯。相変わらずの投入量を見せる炭酸感抜群の湯は「やっぱりいいな~」と思わずニッコリ。夏には最高の湯です。また来たい。
(まぐぞー・2007年8月)

▼約1年ぶりの再訪です

▼男女別になりました

▼しっかりとした扉も設置

▼男性浴室

▼浸かった様子

▼溢れ出し

▼女性浴室

▼湯口

▼溢れ出し

八九郎温泉 2006年5月

今となっては有名な八九郎温泉。私有地の田んぼの畔のような場所にあり、農業用ビニールハウスで浴槽を囲っています。浴槽のすぐ横の地面からはシュワーシュワー状態の源泉が自然に湧出しており、見るも楽しいものとなっています。

源泉は浴槽へ直接にドンドコと投入されており、おかげで湯は新鮮そのもの。浴槽は大人が3-4人ほどが浸かる事ができる長方形型のものでコンクリ&ブロック造りです。鉄分の析出物で浴槽周辺は赤茶色に変色しまくり。湯は無色透明、甘味に新鮮金気を感じ、仕上げに炭酸を感じるという具合です。見た感じは、泉源より湧き出ている源泉の全量を利用しているので、それはそれは大量掛け流しもいいところです。

ただし難点は炭酸ガスを多量に含有している影響で、それを好むたくさんのアブがブンブンと飛びまくっている事です。訪問したのは5月でしたが、この時期にアブに悩ませられたのには意外でした。しっかりと数箇所ほど刺されてアブの餌食になってしまったー。
(三昧・2006年5月)


度々マスコミでも取上げられ、すっかりメジャーとなった地元の方の為の温泉「八九郎温泉」。以前は開放的なロケーションの中にポツンとあり、女性の入浴は相当度胸がいった。ところが最近になり、まるでビニールハウスのような囲いができたのです。しかも女性入浴中は備え付けの赤い旗をおろし合図を示す仕組(地元の方による説明)。これで女性も心置きなく湯浴みができるようになりました。

素朴なコンクリ打ちの長方形浴槽は3人サイズ。すぐ横の源泉噴出口からブワワワッと物凄い発泡と共に適温の湯がジャカジャカ掛け流しとなっています。無色透明の湯は細かな鉄サビ湯花が舞うもので、口に含むと炭酸甘塩鉄味。湯口においては、ガス臭でゲホゲホとむせこむ程。爽快感のある湯で夏場にはもってこい。ただ、なにしろお湯の質が質なだけにアブ系の虫が・・。まだ5月初旬だというのに小さなブヨみたいのが沢山いて参ってしまった。かなり気をつけていたのに何時の間にか刺されてるんだもんなぁ~。
(まぐぞー・2006年5月)

▼田畑の中にポツンと

▼八九郎温泉外観

▼立派に囲いがされました

▼浴槽はひとつ

▼浸かった様子

▼トタンの向こうから源泉投入

▼ドババッと流れ込む源泉

▼近くには小湧出口も

八九郎温泉 データ

秋田県鹿角郡小坂町
Googleマップでみる
寸志
私有地内にあります。近隣のお宅に迷惑のかからない時間帯、ゴミは持ち帰る、周囲を荒らさないなど思いやりの訪問をお願いします。
訪問:2006年5月・2007年8月

八九郎温泉 温泉分析概要

小坂町八九郎温泉 含鉄-カルシウム・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉 36.5℃ pH=6.3 540L/min(自噴) Na=475.0mg(28.10mv%) K=27.5 Mg=134.9 Ca=807.6(54.81) Al=0.2 Mn=0.7 Fe2=20.0 F=0.2 Cl=1291(49.71) Br=2.4 I=0.2 SO4=736.3(20.93) HCO3=1310(29.31) H2SiO3=446.1 HBO2=5.7(S54.12.17)※温泉分析データは小坂町HP内より引用