丹頂の生息地でもある鶴居村。釧路湿原散策の際に温泉にも寄ってみた。道道53号沿いにあり、建物外観はちょっとおしゃれな雰囲気を出しているホテルで「日帰り温泉」の案内もある。11時からの立ち寄り開始だそうで、訪れたのは少し早かったがなんとか入浴okとの事。
広い内湯空間、三角形のようなタイル造り浴槽は10人サイズはあるだろう。浴槽を満たしている湯は薄いウーロン茶色の透明湯、鼻腔奥深くまで届くモール臭がします。湯面には細かな気泡がはじけて結合して集合体となったのか、フツフツ状態になっています。肌を擦るとニュルすべ感があって、源泉名でもある「美人の湯」といういわれなのでしょう。石湯口より約30L/min弱ほどの投入あり、浴槽湯で約42-43℃ほど、浴槽端の排湯口よりオーバーフローする掛け流し。
露天風呂もありました。6-7人サイズの露天岩風呂で解放感のある造りです。こちらは約41℃で適温、お湯は内湯と同一で湯使いも掛け流しでニュルすべ感が楽しめました。他にも一人用の釜風呂もありこれもたっぷりと楽しみました。身を沈めた分の溢れ出し湯が贅沢やら勿体ないやら、何度か溢れ出させていただきました。湯もよく気にいったお宿です。
(三昧・2018年8月)
街の主要道路沿いに建つホテル内の大浴場を開放した温泉です。館内にはレストランもあり、洒落た雰囲気でマニアではない一般の人にも好まれそうな宿です。館内には写真家のオーナーさんの作品と思われる綺麗な鶴の写真も飾られています。
清掃が行き届き綺麗な大浴場は、男女別に内湯と露天風呂の構成です。先ずは内湯ですが、使い勝手の良いシャワーの並ぶ浴室に10人サイズの三角形浴槽がひとつあります。鶴の写真が印象的な湯口より源泉が流し込まれ、浴槽で鮮やかなウーロン茶濁りのモール泉が掛け流しとなっています。湯の表面にはモール泉ならではの白い泡が浮き、そっと浸かるとなんとも心地よいヌルスベ感、肌の表面には細かな気泡も付着します。湯の鮮度もよく上品なモール臭に包まれ、いつまでも浸かっていたい上等湯でした。
続く露天風呂も同源泉を掛け流しています。内湯よりぬるめ設定で、のんびり長湯するならコチラでしょうか。私はうっかり確認を忘れたのですが、男湯には溢れ出しザバザバの一人用の樽風呂があり、これが一番良かったとの事で、たぶん女湯にもあったかもしれません。これは惜しい事をしました。
(まぐぞー・2018年8月)
▼外観/浴室入口
▼男性内湯
▼別の角度から
▼湯口/溢れ出し
▼男性洗い場/掲示
▼男性露天風呂
▼露天風呂湯口/お湯
▼一人用樽風呂
▼女性用内湯
▼別の角度から/湯口
▼女性露天風呂
0154643111
11時(日祝10時)~22時(受付21時30分)
600円
訪問:2018年8月