3年半ぶりに来てみました。すると今までの湯小屋の隣に新館ができていました。今までの浴場と同じく無人施設?のようです。新館の入浴料は旧館より100円高い300円を料金を番台のキャッシュトレイに置いて支払いをします。朝4時からの営業とは有難い施設です。
当日の浴室内は湯気モヤモヤが凄いです。洗い場は8台あってシャワーも完備されていて便利です。しかも出てくるのはお湯ではなく温泉が出てきました。
浴槽は長方形のモルタル造りで木材を使用した浴槽縁、それがちょうど2つに分割されています。どちらも3人サイズで湯舟からお湯があふれる様は見事なものです。浴槽内に塩ビ管が配管してあり温泉は空気に触れずに湯中へと注入されていました。薄いウーロン茶透明、仄かに香る微弱タマゴ臭、モール臭にニュルっとする浴感があります。2つの浴槽では湯温の違いはほぼ同じ実測40.8℃。湯使い掲示で「塩素系薬剤の使用あり」と掲げられていましたが塩素臭は特に感じなかったです。
(三昧・2021年12月)
李沢温泉に約3年半ぶりに再訪問しました。前回訪問の後になにやら新浴舎なるものを建てたようです。「いままであった湯小屋とそっくりだよ」と話は聞いていましたが、実際に行ってみると本当に「そっくり湯小屋」が今までの建物のすぐ横に仲良く並んでいました。
せっかくなので今回は新浴舎を利用してみることに。中に入ると隣の浴舎と同じく無人の受付があり、料金を入れる箱が置いてあります。料金は隣の浴舎よりも100円高い300円でした。ほぼ同じ造りで100円高いのは「新しいから」ってことかな?
浴室も隣の浴舎とほぼ同じ造りのような気がしました。女性浴室には3人×3人の二つに仕切られた長方形浴槽があり、縁は木材で浴槽本体はモルタル(?)のような素材です。それぞれに湯口があり、どちらも十分な量の適温湯が掛け流しです。薄い麦茶色の湯は表面に細かい泡が浮遊するもので、モール臭とツーンとした(ほのかな)刺激臭とたまご臭も少しばかり感じられました。相変わらずニュルスベとした滑らかな肌触りが心地よい湯です。二つの浴槽は男湯寄りの方がほんの少しだけ温度が高い気もしましたが、ほとんど変わらない印象。浴室には塩素使用の貼り紙もありましたが、訪問時はまったく感じられませんでした。湯汚れのない鮮度湯をふんだんに掛け流しで、何度でも来たい李沢温泉です。
今回の訪問ではほぼ同じ新浴舎にはビックリでしたが、次に訪問したらさらに隣にまったく同じ三棟目ができてたりして。もしかして「郷」とつけていたのは、今後の壮大な増築計画を意味しているのかも!?
(まぐぞー・2021年12月)
▼前からある浴舎と仲良く並ぶ新館
▼セキュリティバッチリの受付
▼男性脱衣所
▼温泉スッポンアミノ
▼男性浴室
▼男性浴槽
▼入浴前に体を洗いましょう・毛染め禁止
▼女性浴室
▼お湯
▼シャワーもズラリ並んでいます
▼前からある浴舎の入浴レポ
すもも沢温泉郷(新館) データ
青森県上北郡七戸町字李沢道ノ下22-1(源泉地)
→Googleマップでみる
4時~21時30分
300円
訪問:2021年12月
すもも沢温泉郷(新館) 温泉分析
李沢温泉 アルカリ性単純温泉 41.7℃ pH=8.5 溶存物質計=0.352mg Na=61.4mg(96.74mv%) K=2.6 Ca=0.3 Fe2=0.3 F=0.7 Cl=37.2(38.04) Br=0.1 SO4=10.4 HPO4=1.7 HCO3=61.7(36.60) CO3=12.0 (H27.12.16) ※塩素系薬剤使用の掲示あり