現在(2020年頃から??)フラワー温泉花月苑は撮影禁止となっているようです。
未湯な場所が多い青森市内の温泉施設。フラワー温泉もその一つで、市内の温泉公衆浴場です。
温泉本には掛け流し温泉とあったが、一般的な温泉ファンが認識している掛け流しの浴槽は5箇所あるうちの一つのみ。5-6人サイズの深め浴槽がそれ、源泉は浴槽内に直接注入されていて鮮度は良かった。45℃に調整されている湯は無色透明の含食塩石膏泉。芒硝薬臭に石膏臭も香る湯できしむ感じがします。ここの浴槽が気に入ってしまう。
他に大浴槽・寝湯・バイブラ等などがあったが、深め浴槽には敵わない。元日早々の訪問だったが、意外にも空いていて存分に楽しめました。
(三昧・2007年1月)
フラワー温泉花月苑に再訪問しました。3年振りの訪問でしたが、以前と比べ館内は「やや年季が入って来たかな~」という印象でしたが、お湯は変わりありません。
フラワー温泉花月苑は関東地区でもよく見かけるセンター系温泉浴場で、青森で御馴染みの、ちょっと鄙びた温泉銭湯とは異なります。脱衣所を抜けると目の前にはドーンと大きなメイン浴槽があり、その後ろにくっつくようにして5~6人サイズの寝湯槽、ジャグジー槽、熱湯槽が並んでいます。一連の「温浴槽群」の後ろには更に細長ーい長方形の「水風呂槽」があり、こちらにも仄かに黄色づいたほぼ無色透明の水(?)らしきものが注ぎ込まれていました。
肝心の湯ですが、メイン浴槽の右後ろにくっつく「熱湯槽」のみ加工なしの掛け流しとなっています。というワケで、当然のようにここで湯浴み。浴槽内より静かに直注入される湯は、無色透明で一見すると地味ですが、「体の深部に来る」湯です。温まり度も大きく、真冬の訪問でも何時までもポカポカと温かさが持続します。何故かこの浴槽を利用するお客さんが少なく、湯の鮮度も良好でした。
また、浴室の隅にある掛け湯槽は口に含むと強い芒哨風味が感じられ、析出物もコッテリです。
(まぐぞー・2007年1月)
フラワー温泉花月苑 データ
青森県青森市浜館5-3-6
→Googleマップでみる
5時~22時
390円→450円
訪問:2003年9月・2007年1月
フラワー温泉花月苑 温泉分析
浜館温泉 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 46.2℃ pH=8.2 563L/min 溶存物質計=2982mg Na=198.9mg(20.07mv%) K=4.2 NH4=0.2 Mg=0.8 Ca=686.7(79.49) M=0.1 Fe2=0.1 F=0.5 Cl=252.2 Br=0.5 I=0.3 SO4=1744(82.97) HCO3=12.2 CO3=3.0 H2SiO3=70.6 HBO2=7.7 (S63.5.17)【大浴槽・寝湯】加水あり・循環あり【バイブラ】加水あり【深風呂】加水なし・循環なし/塩素系薬剤使用の表記あるもののどの浴槽に使用等は不明。