小谷温泉 雨飾荘(旧施設)(→新施設へ移転営業)

小谷温泉 雨飾荘は2009年5月に新施設へと移転営業しています。このページの情報は(移転前の)旧施設のものです。

村営の立ち寄り可能な温泉宿泊施設です。登山シーズンには登山客で賑わうらしく、館内には近隣の山々のキレイな写真が多数飾られている。男女別の内湯に露天風呂がそれぞれにある。4-5人がゆったりと浸かる事ができるタイル内湯。浴槽隅っこの岩石上部の塩ビ管より、源泉35L/minほど&水を併せて40L/minほどの投入の掛け流し。オーバーフローがドンドコ溢れ出しており、見ているだけで楽しい。42℃ほどの浴槽温度でまあまあ。やや塩・甘・ダシ味を併せ持つ湯で、すべすべ感がある。

一度、脱衣所に戻り露天風呂へ向かう。15人は入れる広さのコンクリ製の浴槽は特別に何の飾りもないもの。また、それがいい。41℃ほどの露天風呂、湯の鮮度は内湯より劣るが眺望は良い。お宿から歩いて2分の所に寸志で利用できる男女別露天風呂もある。当日は休前日のせいか混雑していたので見学のみで撤収する。
(三昧・2005年10月)


雨飾山への登山基地となっている、その名も雨飾荘です。場所柄、登山客の利用が主流のようで、訪問時もザックを背負った人々が出入りしていました。館内は飾り気のない、いかにも村営といった造り。やや古びた印象も受けます。受付にて料金を支払い早速浴室へ。館内には男女別に内湯と露天風呂とが完備されていました。

女性浴場は、受付から向かうと、まずは内湯があります。3人程入られるホームベース型の浴槽がひとつあり、無色透明熱めの湯が流し込まれ、差し水も加わり適温。スベスベする湯は重曹風の薬品的臭の漂うもので、口に含むと舌に不思議な刺激の残る薄ーい甘塩ダシ味。備品は固形石鹸、ドライヤー。

お次は露天風呂へ。女性露天風呂は内湯と離れているので一度着替えての移動となります。内湯前の廊下をさらに進んだ先に露天風呂はありました。こちらは10人程入られる広々した造り。最近床を張り替えたのか、木材の良い香りがプンプンと漂っています。周囲を塀に囲まれているので眺望などは望めませんが、広さがあるので開放感はまずまず。湯だけ見ると他所の小谷温泉(熱泉荘、山田旅館)と比べ、やや物足りない印象でしたが。露天風呂を求めるならば、こちらも良いかと思います。

また、建物の裏手に茂る木立の中に寸志で入られる露天風呂もあったのですが、この露天風呂目当てに沢山の人が訪れていた為、結構な混雑ぶり。なので、そちらは今回は入浴を諦めました。
(まぐぞー・2005年10月)

▼わかりやすい掲示がありました

▼玄関

▼受付

▼男性内湯

▼内湯湯口

▼男性露天風呂

▼露天風呂から

▼露天風呂にあったカエルくん

▼女性内湯

▼湯口

▼女性露天風呂

小谷温泉 雨飾荘は2009年5月に新施設へと移転営業しています。このページの情報は(移転前の)旧施設のものです。

小谷温泉 雨飾荘(旧施設) 簡易データ

長野県北安曇郡小谷村大字中土
10時~15時
300円
訪問:2005年10月

小谷温泉 雨飾荘(旧施設) 簡易データ

小谷温泉1 ナトリウム-炭酸水素塩泉 56.3℃ pH=7.0 255L/min(動力) 溶存物質計=3565mg Li=1.0mg Na=905.5(93.28mv%) K=13.4 Mg=9.2 Ca=30.7 Sr=2.2 Ba=1.3 Fe2=0.2 F=0.5 Cl=99.2 Br=0.3 I=0.4 HPO4=0.3 HCO3=2426(93.33) H2SiO3=57.6 HBO2=16.7 CO2=354.7 (H16.9.16) ※源泉温度が高いため加水あり。