トータス温泉

甲州街道「中小河原立体交差点」、平和通り沿いにある温泉公衆浴場トータス温泉。お昼過ぎだったせいか、先客はお年寄り一人だけで静かでした。券売機で入浴券を購入、受付のおばちゃんに渡す。畳の広間もあったので、浴後に休憩も出来るようです。

施設としては内湯、露天風呂を男女それぞれに備えています。洗い場には温泉利用のシャワー・カランを設置。内湯は2－3人のタイル小浴槽と、5－6人の大浴槽の二つがある。違いは温度差でそれぞれ42.8℃と41.8℃。ライオン湯口より40L/minの湯を湯船へ注ぎ込んでいます。オーバーフロー湯は大浴槽へ流入する方式。湯は黄色づいた褐色透明、鼻にツンとくるモール臭が少々。細かなアワ付きによるツルすべ浴感が特徴です。

露天風呂もありました。一部分が屋根掛けされたL字型の石風呂は8人ほどの広さ。浴槽内の一部分にジャグジーエリアもあります。湯口は二つあり塩ビ管からは熱い湯が、石湯口からはぬるい湯が注がれています。熱いのは源泉とすんなり判断できますが、ぬるい湯の詳細は不明。湯船縁から排湯口へ溢れ出す掛け流し。
（三昧・2015年2月）

トータス温泉は甲府市の住宅地にある公衆浴場です。外観はよくある公衆浴場といった感じなのですが、館内はとても綺麗で、造りからしてもそれほど古い印象はありません。男女別に浴場があり、それぞれに内湯と露天風呂が造られています。館内には遊亀グループのカレンダーが飾られていたので、あの新遊亀温泉と同じ経営なのかな？その亀にちなんでトータス温泉という名前なのかな？といろいろ想像してみました。

先ずは内湯ですが、6～7人サイズのジェット槽にややぬるめ寄りの適温湯が溢れています。その隣には3人サイズの熱湯槽があり、こちらは熱めの湯が掛け流され、隣のジェット槽へと流れ込む造りとなっていました。続く露天風呂はL字型の7～8人サイズで一部ジャグジー稼動、内湯と同じ湯が掛け流されています。

いずれの浴槽も薄っすらと褐色がかった湯が使用され、この湯が光に当たるとべっ甲飴色に輝き思わず見惚れてしまいます。湯口では熱い源泉、もしくはぬるい湯（これが加水か単に冷ましたものかは不明）、更には熱い源泉とぬるい湯の同時投入がされ、浴槽内の温度調整がなされています。ツンとした香り漂う湯で湯中には植物片のような湯花が浮遊しています。湯面には細かな気泡が白く漂い、スベスベとした肌触りが気持ちよいです。シャワー・カランも温泉使用、内湯・露天共に溢れ出しが多く、気持ちよい湯浴みが楽しめました。
（まぐぞー・2015年2月）

▼トータス温泉外観

▼トータス温泉男性内湯

▼内湯湯口

▼カランも温泉

▼トータス温泉男性露天風呂

▼湯口

▼温泉に関する説明が掲示されています

▼ビッシリ

▼甲府構造性盆地地質構造概念図

▼トータス温泉女性内湯

▼ライオン湯口