黄金温泉 朝日館(閉業)

黄金温泉 朝日館は閉業しました。

現在、黄金温泉では二軒のお宿が隣同士にあります。「朝日館」には一度立ち寄りをお願いしましたが、タイミング悪く入湯できずでした。今回ようやく入湯です。というのも、浴槽は一つしかなく、自動的に混浴となるので、先客が入浴中だと厳しいようでした。朝日館は湯治系のお宿で、長期の利用客も少なくありません。

浴室は広いガラス窓あり、目の前には小さな松の木。5-6人サイズのタイル長方形が一つあるのみです。浴槽を満たしている湯は緑黄土色濁り、熱めの45℃でギチギチ浴感があります。岩組の湯口では49℃の無色透明、ここにて温度調整のための少量加水があります。炭酸ガスを少し感知、甘味に金気味もあります。肘折と同系のお湯かと思います。
(三昧・2009年8月)


肘折温泉のすぐ近くに位置する黄金温泉のお宿です。今回は川沿いに位置する朝日館に立寄ってみました。朝日館は、いかにも田舎の民家といった佇まいの素朴なお宿で、立寄りを伺うと快く受付けてくださいました。

昔ながらのどこか懐かしい館内、廊下を進んだ先に浴室はあります。浴室は内湯がひとつのみで、必然的に貸切利用となるのでしょうか?浴室は窓が広く開放感があります。

浴室内には5~6人サイズのタイルばり長方形浴槽がひとつ。浴槽は析出物に覆われて、あまりタイル感はありません。湯口から無色透明の熱湯と少しばかりの注し水があり、浴槽内でやや熱めの黄土濁り。少しピリッとした肌触りがあり、実際の温度より熱く感じます。湯口から一口含むとほんのり甘味のある金気炭酸味。「ん?どこかで似た味があったな~」と考えてみると、それは伊香保の飲泉場の湯でした。
(まぐぞー・2009年8月)

▼外観

▼浴室

黄金温泉 朝日館は閉業しました。

黄金温泉 朝日館 データ

山形県最上郡大蔵村大字南山634-3
立寄り時間要問合せ
300円
訪問:2009年8月

黄金温泉 朝日館 温泉分析

組合1号源泉 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 59.4℃ pH=7.6 溶存物質計=3792mg Li=2.5mg Na=961.9(79.38mv%) K=82.0 Mg=50.9 Ca=82.2 Al=0.1 Mn=1.2 Fe2=2.0 F=0.8 Cl=927.3(51.04) Br=2.2 I=0.3 SO4=119.7 HPO4=1.7 HCO3=1364(43.61) CO3=4.1 H2SiO3=152.2 HBO2=35.3 HAsO2=1.7 CO2=57.5 (H7.3.3)※加水あり・塩素系薬剤使用あり