赤湯温泉 赤湯元湯

H20年10月に新設された公衆浴場。今までの公衆浴場料金の倍額となる200円が利用料となる。一階で受付後、浴室のある二階へ向かう。オープンして一年も経っていないので、館内建物内はキレイなものだ。利用源泉は二つある。浴槽も二つあるのでそれぞれの浴槽で異なる源泉に浸かることが出来る。

先ずは左側の浴槽、御影石造りで10人ちょいの広さがあります。湯は森の山源泉利用、無色でやや微濁、弱焦げタマゴ臭、タマゴエグ味。若干のキシキシとした湯触り感があります。湯は熱めの45℃。

次はもう一方の鳥帽子源泉を利用している浴槽。こちらは6-7人サイズの御影石造りのもの。42℃の適温、無色透明、わずかな塩味、タマゴ臭はない。湯にとろみ感を少し感じる。洗い場シャワーもあり、一般観光客にも問題ないでしょう。
(三昧・2009年8月)


赤湯温泉に新しくできた公衆浴場です。観光センターや足湯も併設され、観光客も利用しやすい雰囲気となっています。さすがに新しい施設、館内はどこもピッカピカ、使い勝手のいいシャワーも完備されています。

浴室には二つに仕切られた長方形浴槽があり、脱衣所側が鳥帽子源泉利用の4人サイズ、その隣が森の山源泉の10人サイズとなっています。まずは烏帽子源泉ですが、無色透明の適温、口に含むとごくごく僅かな塩味がします。

お次は森の山源泉。ごく僅かに白濁を帯びたほぼ透明湯で、スベスベとした肌触り、湯面からは心地よい焦げタマゴ臭が立ちのぼり、口に含むと優しい焦げタマゴ塩味がします。わりと好みの湯なんですが、ちょっと熱めで長湯は厳しい。シャワーも森の山源泉利用との事。

浴室には上がり湯もあり、この辺の名産なのか?かわいいブドウの絵が付いていました。
(まぐぞー・2009年8月)

▼男性浴槽

▼壁の謎の像

▼併設の観光施設に造られた足湯

▼地域の特産品ブドウの実と葉があしらわれた湯口

赤湯温泉 赤湯元湯 簡易データ

山形県南陽市赤湯
8時~14時・15時~21時30分
水曜日休み
200円
訪問:2009年8月

赤湯温泉 赤湯元湯 温泉分析概要

森の山源泉・森の山2号源泉 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 61.2℃ pH=7.5 溶存物質計=1972mg Li=1.6mg Na=531.0 K=12.6 Mg=0.3 Ca=168.1 F=3.7 Cl=975.4 Br=2.9 I=0.3 HS=2.1 SO4=155.1 HCO3=66.3 CO3=0.2 CO2=14.6 H2S=0.7 (H17.1.21) ※加温あり

鳥帽子源泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 49.8℃ pH=8.3 溶存物質計=1129mg Li=0.7mg Na=303.0 K=5.2 Ca=79.3 Fe2=0.1 F=2.9 Cl=539.6 Br=1.5 I=0.3 HS=0.7 SO4=74.2 HCO3=74.4 CO3=1.2 H2SiO3=42.5 HBO2=3.6 CO2=6.0 (H17.1.21) ※全ての項目で該当なし