湯西川温泉 薬師の湯共同浴場は2019年3月末日をもって閉館しました。
湯西川地区の川沿いに位置する、24時間も寸志で入湯できる混浴の公衆浴場です。天井が高く湯気がこもらない造りとなってます。岩を使用した浴槽で、黒の塩ビ温泉管より温泉が注がれてます。訪問時は激熱の温泉のみが注がれていて浴槽は熱めでしたが、後からいらした地元の方が加水して温度を下げていました。湯は無色透明、無味無臭。大きな特徴はありません。寸志程度で24時間利用できる昔ながらの浴舎はいつまでも変わらずにあって欲しいです。
(三昧・2003年8月)
メイン通りから「はたご松屋」と土産物店「柏屋」の間の細い道を進んだ川沿いの橋のたもとにある素朴な共同浴場です。駐車場がないので、少し塩原寄りの「平家落人民俗館」隣の駐車場に停めてから歩いて行きました。
玄関をあけると簡素な脱衣所、そして素朴な浴槽がひとつあるだけ。実にシンプルな造りの混浴浴場です。浴槽には熱めのスッキリとした無色透明湯が注ぎ込まれ、とても心地よいかけ流しです。木造の建物と相まって風情満点。開け放たれた窓から吹き込む川面の風が実に心地よいです。
浴場内は完璧な混浴なので女性はかなり入りづらく、最初は男性が数名入浴中だったのでちょっと時間をずらして再訪問、すると今度は入れ替わるように女湯状態になっていて気兼ねなく楽しむことができました。
さて、私が湯浴み中に湯西川の流れを見ようと窓に近付いたところ、地元マダムに「ダメよ窓に近付いたらダメ!」と慌てて制止されてしまいました。なんでも橋の上から共同浴場を見ると、丁度窓際辺りが丸見えになってしまうらしく、そこを狙って写真を撮る族がいるらしい。マダムいわく「あの橋の上からカメラを向ける男は、いかがわしい下心があるに決まっている!だから裸を撮られないように窓に近付いたらダメ!!」と力強く言い切っておりました。他のマダム達も強く頷いている。どうやら地元マダムの間では、橋の上から湯小屋撮影=盗撮という固定観念ができあがっているらしい。橋の上からの撮影にはくれぐれもご用心。
また共同浴場の対岸にある露天風呂は、地元の方いわく無料開放ではなく旅館所有のものだそうです。旅館に了解を得られれば無料で利用できるとのこと。
(まぐぞー・2003年8月)
▼対岸から見た湯小屋
▼一番奥にある建物が湯小屋です
▼入口
▼お地蔵さん
▼素朴な浴室です
▼浴槽
▼対岸の露天風呂はお宿所有
湯西川温泉 薬師の湯共同浴場は閉館しました。
湯西川温泉 薬師の湯共同浴場 簡易データ
栃木県日光市湯西川
24時間
寸志
訪問:2003年8月・2011年1月・2013年12月