湯西川温泉 高野旅館

湯西川にあるロッジ風な外観が印象的な温泉宿の高野旅館です。立ち寄りの可否は不明だったがとりあえず訪問。ちょうど泊り客の到着と重なったが無事に立ち寄りを受け付けていただく。廊下をどんどん進んだ先の左側に男女別内湯が、廊下をそのまま進んだ突き当りが露天風呂です。両方を利用するには一度着替えをしなくてはなりません。

まずは内湯から、冬場の湯気モウモウは仕方無い空間でしょう。岩と石板を利用した扇型の3-4人サイズ浴槽が一つあります。見た目通り無色透明、湯口で弱タマゴ臭、弱スベスベ感がある湯です。岩石湯口の塩ビ管から42.9℃の湯投入あり。適量湯を掛け流し利用です。洗い場シャワーも温泉利用していました。

次に着替えをしてから露天風呂へ移動です。露天風呂は半露天の岩風呂といった印象の浴槽です。訪問当日は降雪していたので屋根から掛けられたネットが重宝してました。5-6人サイズの岩風呂、巨岩上部にて高温源泉を加水して巨岩下部へ通しつつジャバジャバと浴槽へ落とすシステム。53.6℃の源泉に加水した湯を約18L/minほど投入。浴槽湯で43.9℃の熱め調整されていました。湯は無色透明、湯口にてタマゴ臭、弱スベスベ感です。熱めなので長くは浸かっていられないですが、出たり入ったりの繰り返し入浴も良いです。火照った身体を冷たい外気が冷ましてくれるのもgood。鮮度も内湯より上で気に入ってしまいました。
(三昧・2018年2月)


湯西川温泉の中でも、メイン通りから少しだけ奥まった場所に位置する高野旅館です。立ち寄りに関して不明でしたが訪問すると「今ならいいよ」と女将さんが受付けてくださいました。高野旅館は外観は山荘風、館内は昔ながらの素朴で温かみのある旅館といった雰囲気です。ちなみに高野は「たかの」ではなく「こうや」と読みます。

館内には男女別に内湯と露天風呂がありますが、どちらも少し離れているので一度着替えての移動となります。最初は冬の外気で冷えた体を温めるため内湯から利用しました。こぢんまりした浴室の内湯には2人サイズの台形石板浴槽がひとつあり、壁から突き出た管より熱い源泉が投入されていました。無色透明の湯はごく細かな白湯花が舞うもので、湯口付近ではわずかなタマゴ臭、湯面からは上品で爽やかな温泉臭がプンプン香ります。ややこなれ感のある適温湯でしたが、浴槽サイズに見合った掛け流し量で、十分満足できるものでした。

続いて露天風呂へ向かいます。露天風呂は内湯のすぐ近くにありますが、廊下を通過するので一度着替えてからの移動となります。夏は虫除け冬は雪除けとして使われてそうなネットが前方を覆った露天風呂で、石板張りの5人サイズ、湯口より熱い源泉とチョロチョロ加水を投入し、内湯に比べやや熱い湯温で掛け流されていました。空気にさらされる環境なので内湯で感じられたタマゴ臭は飛んでましたが、おそらく張り替えたばかりと思われる湯は鮮度良好、とても気持ちのいい湯浴みを楽しむ事ができました。
(まぐぞー・2018年2月)

▼外観/館内

 

▼館内

 

▼男性内湯/湯口

 

▼男性露天風呂

▼湯口/溢れ出し

 

▼女性内湯

▼内湯浴槽/湯口

 

▼女性露天風呂

▼湯口/溢れ出し

 

栃木県日光市湯西川1308‐1
0288980160
立ち寄り時間要問合せ
550円
訪問:2018年2月

館内には新旧と思われる二つの掲示あり

高手観音の湯 アルカリ性単純温泉 63.1℃ (H18.2.27) 左記以外の詳細記載はなし ※温泉利用状況=加水あり

高手観音の湯 アルカリ性単純温泉(Na-HCO3型)59.0℃ pH=9.0 溶存物質計=344mg Na=88.1mg K=1.3 Ca=3.1 Mg=0.5 F=21.6 Li=5.7 SO4=4.9 HCO3=150.7 CO3=11.6 OH=0.2 H2SiO3=56.6 (H6.7.22)