タイの温泉|チェンライ|パースー温泉(PHASOET HOT SPA)

滞在しているチェンライ市内のホステルから約21kmの場所にある温泉施設です。温泉を利用したテーマパークのような施設に見えます。パーク内には温泉プール・貸切浴室・足湯・温泉タマゴを調理する温泉池などがあり、他にもタイお馴染みのローカルな出店などもあります。

ゲートを入ると左側には温泉プールが、右奥側にはコテージ風の貸切浴舎が点在しています。目指すは貸切浴室なので受付で利用したい旨を伝えます。料金表の掲示があるので確認して支払います。一人で利用すると50バーツ(約175円)、二人利用で80バーツ(約290円)、三人で利用すると100バーツ(350円)との案内がありました。

受付すると21番と表示されたコテージのような浴舎に案内されます。後はご自由にどうぞ、といった感じです。浴舎内には簡易脱衣所と水シャワー、そして円形石風呂浴槽がありました。

入浴するにあたりまずは浴槽内を軽く温泉で洗います。そのあと備え付けのゴム栓をして温泉と水のバルブを調節して湯温をみながら湯溜め開始です。浴槽は3人位までがちょうど良いかと思われる広さで湯舟中央部分が深め、外側部分には腰掛けできる程度の深さが付けてあります。この二段階の深さを付けた円形湯舟はタイではお馴染みですね。

お湯は無色で微濁り、ほんのりタマゴ臭がして弱いヌルヌルとした浴感がありました。しばらくの間、浴槽縁からザーザーと溢れださせて温泉入浴を楽しみました。

湯上り後は公園内の売店で卵を購入してボイル卵池?で温泉卵をつくり味わいました。
(三昧・2019年1月)


 

チェンライの中心地からレンタルバイクで、いくつかの小さな集落、広大なパイナップル畑、エレファントキャンプなどを通り過ぎすんずん進んでやっと到着する温泉公園です。

パースー温泉はチェンマイの「サンカムペーン温泉」と比べると規模はずっとコンパクトですが、水着で楽しめる温泉プール(訪問日は週二回の清掃日でお休み)、足湯、タマゴ茹で場、源泉湧出地、コテージタイプの家族湯など、タイ人が温泉公園に求めるそのほとんどが揃っています。公園内は樹木が多く雰囲気良いです。2019年の訪問時では家族湯利用料だけで、入園料はかかりませんでした。

私達のお目当ては家族湯です。木立の中に立つコテージタイプで、一棟につき二つの家族湯があります。私達の隣の部屋は女子会でもしているのか、歌ったり笑い声が絶えない賑やかな女性グループでした。

タイの温泉のほとんどが同じ造りですが、こちらも荷物や脱衣した服は壁のフックに掛けます。浴室に2~3人サイズの円形浴槽があるのもタイではお馴染みです。浴槽は最初は空なので掃除のためにいったん途中まで源泉(激熱)を溜めて栓を抜きます。そして再び栓をして源泉と水のバルブで湯加減をみながら湯を溜めていきます。今回利用した部屋がたまたまなのか、青いバルブが源泉で、赤いバルブが水でした。本体の蛇口は「源泉が白色」「水が青色」だったので、取り換え工事かなにかで水の方に赤いバルブを付けちゃったのかも(タイはあまり細かいこと気にしない)。源泉は触るのもキツイ高温で飛び出してくるので、最初にチョロチョロ出してどちらが源泉かを確認した方がいいかもしれません。

肝心の湯はわずかな黄土くすみを帯びているようにも見える無色透明で、ほんのり優しい温泉臭にヌルツルとした肌触りがします。心地よい湯ですがマニア的に残念なことと言えば源泉が激熱なので立ち寄りで短時間で入浴するにはどうしても加水せざるをえないこと。タイの温泉はこのパターンが多いです。

浴後は源泉湧出地で温泉タマゴを作ったり、出店していた屋台で買い食いしたり、タイの温泉公園をたっぷり楽しませていただきました。

場所的にはチェンライの中心地から距離があるし、周囲には何にも無さそうな田舎だし「ここにこんな立派な温泉公園があってもお客さんは来るのかなぁ?」なぁんて思ってたんですが、訪問時は平日にもかかわらず次々と家族連れを中心にお客さんが来ていました。週末なんかは結構賑わうのかも?ちょっと驚いたのが、欧米の観光客も来ていたこと。ミニバンのようなもので乗り付けていたので、エレファントキャンプツアーのついでに立ち寄ったのかな?
(まぐぞー・2019年1月)

▼チェンライののどかな景色を走ります

▼広大なパイナップル畑が広がります

▼いくつかの小さな集落を通り過ぎます

▼規模の大きなエレファントキャンプがありました

▼温泉への案内板もあります

▼大きな川を渡って

▼到着しました

▼公園内に温泉や出店などが点在しています

▼緑が多くて心地よいです

▼温泉の受付はこちら

▼家族湯はコテージタイプです

▼一棟を二分割利用です

▼家族湯料金表

▼家族湯浴室

▼脱衣スペース(青い棚は泥がついていたので靴置き場かな)

▼脱衣した衣類はフックにかけます

▼空の浴槽にセルフで湯を入れます

▼左が激熱源泉・右が水

▼浸かった様子

▼浴後はタイの温泉で必須の温泉タマゴ作り

▼二つある升のうち「向かって左側の升で茹でるといい」と教わりました

▼タマゴは園内で売っています

▼こちらは長ーーーい足湯です

▼源泉湧出地

 

▼こちらもかな?

▼温泉成分が掲示されていました

▼これを見ると重曹泉かな

 

パースー温泉(PHASOET HOT SPA)データ

タイ・チェンライ
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家族湯利用料
一人50バーツ(約175円)
二人80バーツ(約290円)
三人100バーツ(約350円)
温泉プール(水着着用)30バーツ
※記事を書いた時点でのレートです
月・木曜日は清掃のため温泉プールのみ休み
訪問:2019年1月