タイ北部にある国内第二の都市・チェンマイの市内中心部から車で約3時間弱、距離にして159kmの場所にあるファーン温泉です。現地にてレンタカーを借り、GoogleMapを参照して出掛けてみました。
現地の案内マップによりますと、どうやらファーン温泉は国立公園内にあり一帯は地熱地帯になっているようで、地熱を利用した発電所があったり、吹き上がる温泉を眺める散策コースも整備されていました。温泉を利用した施設は源泉小屋をはじめ温泉サウナ・温泉個室浴場・温泉プール・温泉足湯・温泉タマゴ池等の各施設が公園内に点在していて、ほかにもキャンプ場・ビジターセンター・売店などもあります。
現地に車で到着するとまずは受付ゲートで入場料の支払いがあります。掲示の料金表によるとタイ人と外国人とでは料金が異なります。当日は外国人料金大人1人300バーツ×2、乗用車1台30バーツ、合計630バーツの請求のばずがどういう訳か30B少ない600バーツでした。ですが日本円にしたら約2100円になり結構な料金ですね。「高くないかい?」とごねても仕方ないのでおとなしく支払いを済ませゲートを通過、そして駐車場へ車を進めます。
駐車場からは公園内を散策がてら歩いて行きます。途中、源泉地や間欠泉やら温泉タマゴを茹でる温泉小池、サウナ室などを横目に目指すは個室浴場がある建物へ向かいます。ここにも受付棟があって入浴するには更に別料金がかかってきます。
利用した個室浴場は一人50バーツ、個室ではない水着必須の屋外浴場は20バーツの料金設定でした。横長の建物に浴室入口ドアが4つ並んでいます。室内には中央に円形の浴槽が一つ、小物などを入れる壁掛け棚、鹿のツノのような衣服ハンガー?、非常時の呼び出し鐘などが装備されています。
浴槽は3人サイズで小砂利のような石を敷き詰めたような造りです。腰掛ゾーンが円形湯舟に沿ってあるのでそれに座って入浴するスタイルになります。利用者は源泉バルブと加水バルブを上手に操作して好みの入浴温度に調整して湯浴みすることになります。源泉は引き湯の影響か最初は熱めで徐々に温度が上がり最終的には触ることができないくらいの高温になりました。我が家は42℃ほどに調整して湯浴みをたのしみました。
源泉はやや黄緑がかった透明湯でツルツル感があり、焦げタマゴ臭がします。群馬の南郷温泉のような湯で、目を瞑って入浴していると日本の温泉地で浸かっていると錯覚してしまいます。バルブ湯口から湯を口に含んでみるとタマゴえぐ味を感じました。湯浴み後は暑さも重なりかなりのぼせ気味になってしまいました。長湯には注意しましょう。
(三昧・2019年4月)
▼チェンマイの中心地からレンタカーで向かいました
▼分岐には案内看板がありました
▼国立公園ゲートです
▼タイ人と外国人の料金差が・・・
▼先に温泉公園を散策
▼広ーーい緑地です
▼あちこちで温泉が湧き流れています
▼タイ人大好き温泉タマゴ用に囲われた湯畑
▼87℃の掲示がありました
▼ここでもやってます
▼タイの大きな温泉地定番の噴気プシューッ!
▼広い温泉の池もありました
▼何かと思ったら足湯でした
▼足湯 湯口
入浴エリア・1(受付は左の食堂のような建物で)
▼受付は左の食堂のような建物で
▼温泉を利用したスチームサウナ(時間制限なし30B)
▼露天風呂(時間制限なし20B)
▼個室風呂が並んでいます(30分ひとり50B)
入浴エリア・2
▼受付はコチラ
▼個室風呂(30分ひとり50B)
▼円形浴槽にセルフで湯を投入
▼源泉は徐々に温度が上がり激熱になるので要注意
▼別の角度から
▼浸かった様子
▼壁の洋服掛け(?)
▼呼び出しベル
▼露天風呂もあります(これも別料金??)
▼こちらが20B(時間無制限)の露天風呂かな?
▼全部入ったらなかなかの出費になりそう
ファーン温泉 データ
タイ・チェンマイ(ドイファホムポック国立公園内)
→Googleマップでみる
国立公園入域300B
自転車10B/バイク20B/乗用車30B/バス200B
個室浴室ひとり50B(30分)
露天風呂ひとり20B(時間制限なし)
温泉スチームサウナひとり30B(時間制限なし)
訪問:2019年4月