撮影禁止のため浴場画像はありません。
見た感じは日本では馴染みのある瓦屋根の平屋建て湯小屋ですが、これが台北にもあるとは驚きました。瀧乃湯は台湾の日本統治時代に造った温泉施設だそうです。数年前にリニュアルし新たな気持ちで温泉公衆浴場として営業しています。敷地内には「皇太子殿下御渡渉記念碑」の石碑が大正12年に建てられていました。
台湾に現存する浴室としては最古の部類に属するとの事。(by ウィキペディア)
さて、受付のお兄さんに料金を支払い脱衣所へ。館内も日本スタイルで全く違和感のない造りです。館内壁には「飲食禁止」「撮影禁止」の注意喚起ステッカーが貼られていました。また施錠できるロッカーもあるので貴重品も一安心です。
脱衣して隣の浴室へ向かいます。因みに要水着ではなく日本と同じ裸入浴スタイルで利用できます。まずは3台あるシャワー室で身体を洗い清めます。浴槽は二つあって仕切り一つの横並びで配置してあります。当日は結構な盛況で利用客で大賑わいでした。
石造り浴槽で手前側は高め(約44-45℃)、奥川は低め(約43-44℃)に調整されていました。至ってよくありがちな温めではなく、適温から熱めの日本スタイルな湯温でした。湯舟を分けている一部分の仕切り上部にてお湯の行き来があります。高温槽にある湯口にてお湯を口に含んでみると草津温泉を超える酸性らしく収斂味が強いです。浴感は若干のスベスベがあります。ゆっくりしたいところではありますが、熱めなのと入浴客で賑わってきたので次の目的地へと出発しました。
(三昧・2018年11月)
▼受付
▼湯上りの一休みスペースもあります
▼皇太子殿下御渡渉記念碑
瀧乃湯 簡易データ
台湾台北市北投区光明路244
→Googleマップでみる
6時30分~21時(受付20時)
営業時間の流動的な部分は瀧乃湯公式サイトに詳しく載っています
水曜日休み
男女別大浴場150元
訪問:2018年11月
屬酸性硫酸鹽?化物泉 水色透明中帶綠 具有硫?味(瀧乃湯Webページより引用)