三瓶温泉 国民宿舎さんべ荘(改装以前)

三瓶温泉国民宿舎さんべ荘は2020年3月1日にリニュアルオープンしています。このページの情報はリニュアル以前のものです。

撮影禁止のため浴室画像はありません

大田市の三瓶山登山口横に建つ国民宿舎です。一日の〆で立ち寄り入浴しました。入浴のみ・食事のみ・昼食宴会などの日帰り客にも積極的に受け入れているようです。敷地内駐車場の片隅には源泉に触れられる設備や足湯もありました。館内には日帰り客が利用できる畳敷き大広間もあって湯上り休憩できます。また、将棋の王将戦もH30年3月に行われたようです。入浴は500円、後で気づきましたがモンベル会員割引もありました。

脱衣所にはスマホ・携帯・カメラの浴室持ち込み禁止の案内掲示あり。最近はすっかりおなじみでこの掲示よく見かけますね。

入浴施設は内湯と露天がありました。内湯は大浴場が一つあり壁には「鉄分マンガン除去後、循環ろ過した上に殺菌してあり安心してご入浴出来ます」的な案内があったので見学のみ。

露天エリアにはお客さんの好みに応じた各種浴槽が取り揃えてあり、非加熱源泉掛け流しや、加温源泉掛け流し、鉄分マンガン除去後の湯を加温掛け流し等、湯使いも豊富です。

訪問当日は酒樽風呂(ぬるめ源泉掛け流し)と五右衛門と陶器浴槽(加温源泉掛け流し)を行ったり来たりしての交互入浴を楽しみました。この二つの浴槽は浴槽に身を沈めた時の勢いの良い溢れ出しがなんとも言えない満足度がクセになりますね。夜間の訪問でしたので残念でしたが詳細な湯色などは確認できませんでした。
(三昧・2018年9月)


三瓶山登山口の近くにある、高台に位置した国民宿舎です。公共の施設にも見える、しっかりとした立派な建物で、駐車場の隅には足湯や非加熱源泉を流すオブジェもありました。館内には男女別大浴場があり、それぞれ造りが違うようなのでもしかすると入れ替え制になるのかもしれません。ここの露天風呂がバラエティに富んでいて楽しいんです。

先ずは内湯ですが、これは味気ない機能重視の地味な浴室に十数人サイズの除鉄加熱循環湯槽がひとつです。その浴槽のすぐ隣には小さい槽がひとつありましたが、訪問時は空っぽで使用されていませんでした。

そして内風呂から扉を開けると、お楽しみの露天風呂ゾーンです。ここには7~8人サイズの岩風呂の他に、一人用の樽風呂や升風呂など多種多様の浴槽が造られています。湯使いもバラエティに富んでいて、露天風呂に関しては基本的には全て掛け流しのようですが、徐鉄加熱槽、加熱槽、非加熱槽とあり、加熱槽もそれぞれ温度差がつけてあるので好みに応じて好きな槽を選ぶことができます。肝心の湯は湯面からほんのりと金気と重曹の甘い香りが漂うもので、キチキチとした硬い肌触りがあります。露天風呂には石見銀山をイメージした造りの箇所もあって、なかなか楽しめました。
(まぐぞー・2018年9月)

▼敷地内の源泉オブジェ

▼源泉に触れられます

▼持ち帰り・飲泉不可

▼足湯もあります

▼外観

▼王将戦が行われたようです

▼ロビーまわり

▼気になる・・・

三瓶温泉国民宿舎さんべ荘は2020年3月1日にリニュアルオープンしています。このページの情報はリニュアル以前のものです。

三瓶温泉 国民宿舎さんべ荘 簡易データ

島根県大田市三瓶町志学2072-1
0854-83-2011
10時30分~21時(受付20時)
500円→600円
訪問:2018年9月

三瓶温泉 国民宿舎さんべ荘 温泉分析概要

三瓶温泉1号泉源・2号泉源・3号泉源・4号泉源 ナトリウム-塩化物泉 36.6℃ pH=? 溶存物質計=2.3g Li=0.6mg Na=502 K=48.1 Mg=44.2 Ca=198 Sr=2.4 Ba=0.3 Mn=1.5 Fe2+Fe3=5.1 F=0.2 Cl=995 Br=3.5 I=0.4 SO4=10.9 HCO3=366 HAsO2=0.7 H2SiO3=192 HBO2=20.7 CO2=220 As=0.5 (H22.7.7) ※温泉利用状況=加温あり・循環ろ過あり・塩素系薬剤の使用あり(浴槽ごとに湯使いが異なりますが浴室に詳しい図が掲示されていました)