鉄輪にて宿泊した翌朝に恒例の散歩がてら寄ってみました。先客は地元の方々でお互い顔見知りで、観光客は自分独りだけのよくある状況。軽く挨拶してお邪魔する。掛け湯しつつ湯温を確かながら湯に浸かります。熱くなく温くないちょうどいい約42℃位かなぁ。大分言葉を耳にしつつ鉄輪の食塩泉を楽しみました。昼間は観光客でかなり賑わう渋の湯ですが、朝方は地元民多く静かな湯浴みができました。鉄輪の主たる共同浴場、地元民と観光客で愛される渋の湯です。
(三昧・2016年12月)
ふらりと吸い込まれるように渋の湯に立ち寄った。組合員以外は100円のロッカーを利用することで、それが入浴料変わりとなるのも変化は無かった。浴室内の窓という窓が開け放たれており、とても通気良好で快適環境である。当日は先客はおらず浴場を貸し切りでの湯浴みとなる。温泉冷却装置「湯雨竹」が導入されているが、昼下がりのまったりタイムで訪問時は湯が止められ使用されている気配がなかった。温泉は浴槽へ差し水してダイレクトに冷却しているようだった。塩味とろみ感、肌にまったりしっとりとした湯。鉄輪を代表する共同湯、また来ます。
(三昧・2013年11月)
鉄輪に訪れるたびに寄らずにはいられない浴場の一つである「渋の湯」。外観などがリニュアルされているのと、以前は無料だったのが一般利用は100円有料制に変更になっていた。無人の浴場につき料金は100円のコインロッカーを利用して、それが湯銭の支払いがわりになっている。
早朝の訪問で仕事前の地元民の利用が多いのだろう。縦長浴槽で湯温は42℃とちょうどいい。浴槽奥にはなんと竹製の温泉冷却装置が新規設置されている。「ひょうたん温泉」「かんぽの宿・別府」で導入されている例の装置である。無色透明、旨みの効いた塩味に金気香るお湯は肌にまったり馴染む感触がある。朝のおかげか湯の鮮度がよく、満足の朝湯となる。
(三昧・2008年1月)
鉄輪にある観光客で賑わう市営共同浴場です。なんと無料で開放されています。鉄輪のメイン通り?「いで湯坂」にあり温泉街の中心に位置しています。すぐ目の前には、組合員と鉄輪温泉宿泊者のみが利用可能な「元湯」共同浴場もあります。渋の湯は温泉道スタンプ対象施設となっていて、スタンプはすぐ近くにある鉄輪「むし湯」の受付のおばちゃんに申し出ます。
肝心なお風呂は大人がゆったり5-6人が入れる広さ。入湯客が多数いるので湯は??本来は無色透明の湯ですが、やや白く濁り気味。浴槽には源泉が投入されていますが、水道水もガンガンに投入。また脱衣所には別府市内の温泉施設というより、大分県の温泉施設には珍しい温泉分析書がきちんと掲示されている。これにならって他の温泉施設もきちんと掲示を徹底してほしい。
(三昧・2005年3月)
鉄輪温泉の中心地に位置する渋の湯ですが、いつも賑わっているので夕方近くに訪問すると湯がくたびれてしまっている事もあります。今回は綺麗な湯を目指して、朝の散歩時に訪問してみました。例によって料金箱代わりのロッカーを利用しての入浴です。男湯は地元の人で賑わっているようですが女湯には誰もいません。終始貸切状態です。お風呂で貸切状態になるとたいていは嬉しいのですが、別府では地元の人とのお喋りも楽しみのひとつなので、ちょっと寂しい湯浴みです。
温泉冷却装置「湯雨竹」により入浴可能な温度まで下げられた浴槽湯は熱めのかけ流しで、鉄輪ならではの優しい金気臭の香るものでした。渋の湯は以前から湯がよかったですが、湯雨竹が設置されてからは湯浴み客による加水も減ったようで、よりいっそう状態の良い湯になったんじゃないでしょうか。
(まぐぞー・2016年12月)
鉄輪温泉街のメイン通りに面した、風情ある木造浴舎が印象的な共同浴場です。場所柄、観光客の出入りも大変多く、前を通るといつも浴室から掛け湯の音や賑やかな話し声が聞こえ、浴舎前のベンチでは、いつも誰かしらが涼んでいます。この渋の湯は以前は無料開放されていましたが、いつの間にか有料制になり、観光客は脱衣スペースにあるコインロッカー(100円)を利用する事で料金を支払った証になります。
今回は数年ぶり3度目の訪問ですが、以前の訪問は夕方だったため、浴槽縁に地元の御夫人達がズラリと座り、浴槽内の湯をすくいながら皆さん体や頭を洗っていました。そのため結構な量の泡が浴槽内に入り込み「湯汚れ大発生」で、お世辞にも綺麗と言える状態ではありませんでした。というわけで、今回は夕方のピーク前にお邪魔する事にしました。
思惑通り女性浴室の先客さんはご近所のご婦人一名のみ。浴室には4人サイズの長方形浴槽がひとつあり、ひょうたん温泉で開発された高温泉の冷却装置によって少し冷まされた熱い湯が、竹を伝ってポタポタと雨のしずくのように浴槽内に投入されています。無色透明、金気臭のハッキリとした湯で、浴槽内で熱めの掛け流し。優しい印象の塩気のある湯で、つるつるとした肌触りがあります。私が珍しそうに「冷却装置」を眺めていると、先客のご婦人が「みてて、みてて」とバルブを捻り、お湯の流れを増やしたり減らしたりしてくれました。
過去2回は心残りの湯浴みとなりましたが、今回ようやくのんびりと状態の良い湯に浸かる事ができ大満足です。やはり温泉は何度か通わなくてはいけません。
(まぐぞー・2013年11月)
▼外観
▼男性脱衣所・ロッカー利用が入浴料になります
▼男性浴室
▼男性浴槽
▼温泉冷却装置「湯雨竹」
▼女性脱衣所・ロッカー利用が入浴料になります
▼掲示
▼女性浴室
▼女性浴槽/温泉冷却装置「湯雨竹」
▼外観
▼外観
6時30分~21時
訪問:2004年3月・2005年3月・2008年1月・2013年11月・2016年12月