向原温泉

久しく訪れてみました。いつのまにか2台分の駐車スペースが設けられていました。脱衣所から階段を下りて浴室へ移動します。浴室壁のタイルがピンク色の為か外光によりとても空間が明るい状態となっていました。今回は自分の湯桶持参なので設置の湯桶はお借りしませんでした。5人サイズのタイル造り浴槽に変わりはありません。体感湯温は約44℃と熱め、無色で微濁りの湯は湯華のせいかも知れませんね。鮮度はまずまずで悪くはありません。浴室端っこにある貯湯槽の湯からは、焦げたようなタマゴ臭がプンプンと臭っていました。また寄らせていただきます。
(三昧・2016年12月)


住宅地に位置する共同浴場です。組合員の方々が交替で受付兼管理人をしているようです。また受付けにはきちんと温泉分析書を掲示。脱衣所から浴室へは階段を5、6段下がったとこにある造り。先客様が既に湯浴み中で和気藹々の雰囲気。脱衣所のロッカーの上には臨時入浴者(組合員以外の外来入浴客)と書かれた湯桶が置いてあるので、有り難くお借りして使用後は元に戻しましょう。

浴室中央には長方形型タイル浴槽があり、のんびりと3-4人が入れる大きさです。湯は無色、白い糸状の湯華が浮いたり沈んだりもしてます。源泉は堀田源泉を引き湯。しずかに湯に浸かっていると年輩の方が「お湯入れますよ~」と言った後、浴室の隅にある源泉溜め槽?のコックを抜いた。すると、熱い源泉が浴槽内へ注入。5分もしないうちにどんどんと湯温が上がり、浴槽縁よりオーバーフロー。毎日、こういった湯に浸かれる組合員がうらやましい。
(三昧・2005年3月)


今回11年ぶりの訪問となる向原温泉です。周囲は住宅に囲まれたとても静かな環境に位置します。外観などは特に変わりないようですが以前は管理人さん常駐の管理室で料金を支払いましたが、今回は浴室に料金箱が設置されていました。脱衣所から階段を下りた明るい印象の浴室など、特に以前と変化ないようにも思えます。前回の訪問から11年経っていますが、日々の清掃管理がバッチリなようでまったく劣化を感じません。

4~5人サイズ浴槽には堀田温泉からの引き湯で無色透明の激熱源泉を投入しています。湯中には堀田温泉ならではの細かな白湯花が漂い、湯面からはほんのりと香ばしタマゴ臭が香ります。浴槽には湯温調整の利用できる二つの加水蛇口がありましたが、訪問時は源泉のみの投入でかなりの激熱湯で掛け流されていました。ひと昔前はこのような激熱湯が別府の定番だったのですが、最近の適温健康志向で久々に熱いのに出くわしたな~と、ちょっと嬉しくなってしまいました。
(まぐぞー・2016年12月)


堀田温泉前の坂道を生目神社方面へ下ったコンビニそばにある共同浴場です。浴場手前に小さな管理人小屋があり、料金はそこで支払います。

男女別の浴室は昼間から数名の御近所さんで賑わっていました。臨時入浴者用の洗面器は脱衣ロッカーの上に置かれています。脱衣所から階段を降りる浴室で、長方形の4人程入られるタイル浴槽がひとつ。湯は熱めの無色透明、浴槽内に直接注入されるタイプ。細かな白い消しゴムのカスのような湯花が沢山舞い、妙な薬品のような臭いが漂います。湯上がりはとてもガビガビ、肌が突っ張る湯。帰り際、受付の奥さんが「また来てね」と言ってくださいました。湯浴み客の皆さんも親切で、外来も歓迎ムードの印象。
(まぐぞー・2005年3月)

▼外観

 

▼浴室入口/湯浴み料はコチラへ

 

▼男性浴室

▼女性脱衣所/料金箱

 

▼女性浴室

大分県別府市南立石二区5
6時~9時50分・12時~21時
100円
訪問:05年3月・2016年12月
堀田温泉(堀田貯湯タンク)単純温泉(Na・Mg・Ca-Cl・HCO3・SO4) 58℃ pH=6.0 湧出量測定せず(噴気沸騰泉・掘削) 溶存物質計=481mg Li=0.1mg Na=58.3(51.11mv%) K=6.4 NH4=0.1 Mg=13.6(22.54) Ca=22.5(22.54) Fe2=0.1 Zn=0.1 F=0.3 Cl=68.0(35.89) SO4=81.0(31.59) HCO3=105.0(32.15) HAsO2=0.1 HBO2=6.0 H2SiO3=119.1 CO2=130.0 H2S=0.2 (H15.1.9)