湯質が優良で別府でも上位の部類に入る共同浴場と勝手におもっている温泉。一回入浴で100円、月極めだと1200円・家族は一人600円という料金設定も大好きです。
5年振りに寄ってみると前回と男女浴室が入れ替わっていました。石造りの6人サイズと前回コメントしましたが、4-5人でゆったりという広さに訂正します。浴槽周りや浴室床のコテコテ析出物に惚れ惚れしてしまいます。約44℃と体感湯温も別府らしいというか的が浜温泉らしですね。滞在中はほぼ一人独占状態で湯浴みでした。次回はいつ来れるのか分からないので、満足するまで十分に湯を愉しみました。
(三昧・2016年12月)
R10号沿いにあり、別府ではお約束的である公民館が二階で共同浴場が一階という的ヶ浜温泉。車での来場は駐車場が無いので注意しましょう。敷地内には温泉タンクがあり、源泉も当然のように独自源泉利用です。管理人さんは常駐しており、100円払って外来利用できます。
縦長浴室に縦長の浴槽があります。6人サイズの本来は御影石造りなのでしょうが、現在ではコテコテ析出物で見え隠れしている状態です。竹筒湯口より浴槽へ源泉を投入。湯はやや黄土色透明、ギチギチ浴感に土類臭をい感じます。非常に浸かっていて心地よい温泉で、ココの湯は素晴らしいです。更に湯温44.5℃の熱め湯が拍車を掛けて盛り上げてくれます。浴槽縁周辺は先述の通りの析出物付着。浴槽縁の切り込みよりオーバーフローの掛け流し。納得の共同浴場と言えましょう。
(三昧・2011年3月)
お湯、浴場の雰囲気ともに別府の中ではお気に入り上位の的ヶ浜温泉を再訪しました。お気に入りと言っておきながらまだ2回目というのは、近くに駐車場がなく歩いてくるのが億劫というのが最大の理由です。地域の公民館に浴場があるという別府お約束の造りは以前のまま。大きく改修された形跡もなく、周囲の景色に溶け込んだ味わいのある雰囲気も変わりありません。
ところがひとつだけ大きな違いがありました。なんと男女の浴室が前回と入れ替わっているのです。このテの共同浴場は完全固定式が一般的なので一瞬「あれ?前回と何かが違う?」と固まってしまいました。
浴室内は左右ともに特に変わった様子はありません。湯口の配置うんぬんという差だけでほぼ同じといったとこでしょうか。使い込まれいい色合いになった浴槽は5人サイズ。湯口よりほんのり茶色がかっても見えるほぼ無色透明湯が適温で掛け流されています。湯面から香る温泉臭も心地よく、ひとり静かに浸かる湯に、やっぱりここはいいなぁと再確認しました。
(まぐぞー・2016年12月)
車がバンバン行き交う10号線沿いにひっそりと佇む共同浴場です。年季の入った公民館併設の建物は、周囲の景色に埋没し、車で探す場合はよくよく見ないと見逃してしまう。
受付には男性の番台さん常駐で、料金を支払い中へ。中へ一歩足を踏み入れると、目の前の10号線の騒音世界からバッサリと切り離されたような、昔ながらの古びた浴室が、そこにはありました。
女性浴室は別府に多く見られる脱衣所と浴槽が一体タイプ。浴室中央には茶色く色づいた6人サイズの長方形浴槽がひとつあり、別府にしては珍しく激熱ではない程よい熱さの源泉が、長い管より滔々と流し込まれています。ごく僅かに茶色を帯びたほぼ無色透明湯は土類の香り漂うキシキシとした肌さわり。投入量もまずまずあり、鮮度も良いです。ここは湯、雰囲気共に気に入りました。
(まぐぞー・2011年3月)
▼外観
▼源泉/料金掲示
▼仏像/いいお顔をしています
▼向かって右側浴室
▼2016年12月・湯口がパイプになっていました
▼左側浴室
6時30分~12時・14時~22時
100円
15日休み
訪問:2011年3月・2016年12月