湯ノ花温泉 湯端の湯・2002年~2015年

今回は車中泊の就寝前と翌朝の二度もお世話になった。入浴券は四箇所の共同浴場全てを一日利用できて200円、二日券は300円、湯ノ花温泉の各販売所にて購入できる。現金入浴は禁止なので事前に入浴券を購入するのが必須だ。寝る前の一風呂を楽しみ、寝床へ移動しておやすみなさい。翌朝の朝風呂後、裏手にある温泉神社まで足を伸ばした。湯ノ花温泉、またお世話になります。
(三昧・2012年9月)


湯ノ花温泉にある共同浴場の一つ「湯端の湯」です。建物は木造でいかにも共同浴場といった雰囲気も持つ湯小屋。浴舎内は男女別の内湯が一ずつ、一般人の利用は不可の地元民専用の浴室が一つあります。一つの浴舎内で一般人と地元民専用とで浴槽が同居してるとは珍しい造りであります。

浴室は共同浴場「弘法の湯」と同様に4分の1の円形?扇型?モルタル浴槽で、6-7人サイズの広さです。浴室は天井が高く造られていて換気は良好。浴槽壁より突き出た塩ビパイプより55℃の源泉を15L/minちょいを浴槽へ投入の掛け流し。湯は無色透明、ほぼ無味無臭で45℃の熱め。訪問時は多少の湯汚れはあったもの、終始独占状態での湯浴みは心身共に暖まり満足の一湯でありました。
(三昧・2004年12月)


数年ぶりに再訪しました。相変わらずの佇まいに嬉しくなります。今回は朝と夜の2回入ってみましたが、加水や前の人の浸かり方で湯の印象が随分変わりました。湯端の湯は、やっぱり熱めが気持ち良いです。また、夜の訪問では、仄かな灯りの中での入浴となって、昼と比べ鄙び風情が倍増で素晴らしかったです。
(まぐぞー・2012年6月)


湯ノ花温泉に点在する共同浴場のひとつです。温泉神社の真下に位置する風情ある木造湯小屋です。ココはチョット珍しい造りで、浴槽の作りが違う男女別浴室の他に地元専用の浴室も設置。

女性側には4人程入られる四角い石造り浴槽がひとつあります。注がれる湯口は2本あり、一本が多め、もう一本が少量投入。「湯が熱いな~」という場合は、どちらかの湯口に長い木管を設置して湯を逃がす事により、加水せずに微妙な湯温調整が可能です。無色透明、熱めの湯はサラッとサッパリ、柔らかな温泉臭漂う心地良いものです。溢れ出しも多く鮮度も良好。この湯端の湯は浴室の鄙び風情も素敵で、4軒の共同浴場の中では一番のお気に入りです。
(まぐぞー・2007年4月)

▼男性浴室

▼男性浴槽

▼窓の外の源泉

▼女性浴室

▼湯口と溢れ出し

 

▼湯小屋内には住民用浴室もあります

▼2012年9月裏の温泉神社に行ってみました

 

▼温泉神社からの眺め

福島県南会津郡南会津町湯ノ花
6時~22時
200円→4軒共通入浴券200円
訪問:2002年8月・2004年12月・2006年8月・2007年4月・2012年6月・9月・2014年6月・2015年3月
湯ノ花温泉 湯本の湯 単純温泉(Na・Ca-Cl・SO4) 58.6℃ pH=8.2 13L/min(自然湧出) 溶存物質計=548.8mg Li=0.4mg Na=141.5(73.04mv%) K=8.8 Mg=0.1 Ca=39.2(23.28) Sr=0.4 F=4.2 Cl=201.8(67.90) Br=0.7 SO4=95.3(23.62) HCO3=18.3 CO3=5.4 H2SiO3=29.1 HBO2=3.5 HAsO2=0.1 (H17.4.25) ※温泉利用状況=全ての項目で該当無し