清津峡トンネル入口近くに位置する秘湯会のお宿「清津館」です。立ち寄り700円は我家だと敬遠しがちですが、せっかくなので寄ってみました。
お風呂は男女別に内湯が一つずつあり、男性浴室はガラス張りの浴室で明るい空間が良いです。浴室には変わった形の浴槽がひとつあり8-10人は入れそうです。その浴槽には薄く緑がかったように見える湯が張られてますがよく見ると無色透明です。苦味タマゴ味にタマゴ臭がし、ヌルすべとした滑らか感もあり。岩組み湯口からは18L/minほどの源泉が浴槽へ落とされていての掛け流しで湯使い良しの好印象。→訪問後の2004年12月に露天風呂ができたとのこと。
(三昧・2004年3月)
今回3度目の清津狭訪問で初めて「清津館」に立ち寄ってみました。山の中にしては随分と立派な観光旅館で、「こんなに立派なお宿なら、お湯はグルグル循環かな?」などと正直あまり期待していませんでしたが、訪れると意外にも大変良い湯で、見かけだけでの判断は禁物とあらためて思いました。
男女別の浴室はシンプルな内湯浴槽がひとつ。窓のすぐ横は雪の輝く斜面で、眩しい程の反射光が浴室いっぱいに広がります。掛け流される湯は無色透明スベスベツルツルとした心地よさ。タマゴ臭が漂い、口に含むと仄かなタマゴ味。とても上品な印象の湯です。良い湯に浸かりながらの雪見風呂、他にはお客さんもなく最初から最後まで貸しきり利用でした。お宿の方も親切で好感の持てるお宿。2004年12月には露天風呂も出来たようで再訪が楽しみです。
(まぐぞー・2004年3月)
▼清津館 館内
▼温泉に関する掲示
▼男性浴室
▼別の角度から
清津狭湯元温泉 清津館 データ
新潟県十日町市小出癸2126-1
→Googleマップでみる
0257-63-2181
立寄り時間要問合せ
700円
訪問:2004年3月
清津狭湯元温泉 清津館 温泉分析
薬師の湯 単純硫黄泉 48.5℃ pH=9.2 54L/min(掘削自噴) 溶存物質計=728.8mg Li=0.3mg Na=246.7(92.66mv%) K=3.8 Ca=14.2 F=1.8 Cl=325.2(75.70) SO4=21.0 SO4=21.0 HCO3=4.3 OH=0.3 CO3=39.6 S2O3=5.0 BO2=23.7 HS=12.7 H2SiO3=30.2 H2S=0.1 (H16.9.24)