御神楽温泉 みかぐら荘

東蒲原郡阿賀町にある宿泊温泉施設の「みかぐら荘」。日帰り温泉や食事、日帰り宴会や法事などにも利用されています。印象としては公共の宿的な施設にも思えましたけど、詳細な件については不明です。浴室は飯豊連峰が眺められる「飯豊の湯」と、御神楽岳が望める「御神楽の湯」があり男女週替わりとなっています。当日男湯は「御神楽の湯」でした。内湯浴室は二面ガラス張りで明るい造り。変形六角形、石造りタイル張りの20人以上が浸かれる広い浴槽と、長方形、角タイル張りの5人サイズの二つの浴槽が横並びです。どちらも無色透明、弱つるつる浴感があり、これが唯一の特徴でもあります。浴槽向こう側より多少のオーバーフローがありますが、大きな湯船に加えご覧の通りの温泉利用状況ですので、湯使い的にはあまり期待はできません。カルキ臭は弱程度の漂いよう。

扉の向こうには6-7人サイズ、屋根掛けされた露天岩風呂もあります。こちらは内湯以上にカルキ臭が目立っていました。湯口からは熱め少量投入があり、これがもしかすると源泉かもしれません。露天風呂にて湯浴み中、急な強い雨に見舞われてしまい散々でした。湯は内湯同様に無色透明なもので、カルキ臭だけは内湯以上に感知できます。立地柄、晴れていれば眺めも期待できそうな感じでした。
(三昧・2014年7月)


 

御神楽岳のすぐ近くにある、その名も「御神楽温泉みかぐら荘」です。おそらくは公共の宿かな?と思わせるしっかりとした造りの温泉宿で、日帰り入浴も普通に受付けていただけます。館内には男女別大浴場があり、それぞれに内湯と露天風呂とがありました。

先ずは内湯ですが、使い勝手の良いシャワーの並ぶ明るく清潔感のある浴室で、大きくとられた窓に沿い、20人サイズと5人サイズの浴槽がくっつくように並んでいます。浴槽には適温調整された弱いヌルツル感のある無色透明湯が満たされています。吸い込みと吐き出し稼動の循環利用です。

続く露天風呂は6人サイズの岩風呂で、湯口より内湯同様の無色透明湯を少量投入。ヌルツルとキシみ感の混在する肌触りの湯です。訪問時の浴槽湯はハッキリとした塩素臭がプーンと漂い湯使いとしてはアレですが、周囲の山々が見渡せる露天風呂は、なかなか良い環境の中にありました。

鄙びうんぬんはありませんが、設備が整いスタッフの対応も良く、世代を問わず家族揃って安心して利用できる施設だな、と感じました。
(まぐぞー・2014年7月)

▼みかぐら荘 外観

御神楽の湯

▼内湯

▼別の角度から

▼浴槽から(いい眺めです)

▼露天風呂

飯豊の湯

▼内湯

▼別の角度から

▼洗い場も充実

▼露天風呂

▼湯口

 

御神楽温泉 みかぐら荘 データ

新潟県東蒲原郡阿賀町広谷乙2088
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0254-95-2121
10時~20時(受付19時30分)
火曜日休み(祝日は翌日)
500円(17時以降400円)
訪問:2014年7月

御神楽温泉 みかぐら荘 温泉分析

御神楽温泉4号 ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉 53.7℃ pH7.9 74.7L/min(動力) 溶存物質計=1087mg Na=314.1mg(93.62mv%) K=5.6 Mg=2.2 Ca=7.6 Sr=0.2 Al=1.5 Fe2=1.4 F=2.9 Cl=70.0 Br=0.1 HS=0.1 SO4=342.5(49.60) HPO4=0.1 HCO3=307.5(35.06) CO3=2.4 H2SiO3=26.6 HBO2=2.2 CO2=6.9 (H16.2.16) ※温泉利用状況=加水あり・加温あり・循環ろ過あり・塩素系薬剤の使用あり



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