咲花温泉 碧水荘

咲花温泉の温泉街?奥手の方にあるお宿。フロントに行ったら立寄り可能との事で早速お願いしました。今回利用する通常の日帰りで利用可能な男女別の内湯他に、宿泊者や食事付き休憩の方のみ利用可能な露天風呂もあるらしい。

フロントから浴室まで、ちょっとだけ距離がある。運動不足の自分にはちょうどいい程。浴室中央には1.8×3mサイズほどの石枠のタイル張り浴槽がひとつ。浴室内はとても換気が良好で熱気こもりなどは一切無縁の状態です。

薄く緑がかった湯が浴槽隅の切り込みより掛け流し。きれいな薄緑色透明、焦げタマゴ臭に苦エグ味がある。硫化水素イオン型の硫黄泉特有のきれいな色が現れていた。石をくり貫いたような湯口より、一切加工無しの源泉を15L/min投入。お湯が大変気に入りいつまでも浸かっていたかったですが、立ち寄りではそうも言ってられないので次回は宿泊で来るとします。

浴室の外は阿賀野川が目の前に流れていますが、訪問した日は大雨・強風が凄くて川も増水の真っ只中。お宿の方によるととんでもない日に来てしまったらしい。しかし、湯はとてもよかった。
(三昧・2006年10月)


 

久々に訪問した私の好きな温泉地「咲花」です。碧水荘は、その中でも阿賀野川沿いに建つ落ち着いた印象の温泉旅館。訪問時は丁度、宿泊客のチェックアウト時だったのですが、快く日帰りを受付けてくださいました。

男女別浴室は、阿賀野川を見渡す眺めのよいロビー横を抜け、ずんずんと廊下を進んだ先にありました。露天風呂こそありませんが、窓の横を阿賀野川が流れる眺めの良さです。

5~6人サイズの四角いタイル浴槽に熱めの無色透明湯が流し込まれ、浴槽内で緑がかった適温の掛け流し。湯口には「湯花ネット」が取り付けられ、中を覗くと真っ黒な湯花らしきものが溜まっています。湯面からはタマゴ臭が心地よく漂い、スベスベの湯は肌にジンワリ染み入る感が格別。思わず「んあ~」と唸り声をあげてしまいます。源泉から発せられる成分で洗い場の蛇口は真っ黒に染まり、ついでに私のタオルも黒くなるというオマケつき。お宿の方によると、この男女別浴室とは別に宿泊や食事つき日帰りプラン用の貸切露天風呂もあるとの事で、そちらもぜひ入ってみたいとこです。
(まぐぞー・2006年10月)

▼咲花温泉 碧水荘 外観

▼館内

▼男性浴室

▼湯口

▼きれいな薄緑色の湯

▼女性浴室

▼湯口

▼増水中の阿賀野川

咲花温泉 碧水荘 データ

新潟県五泉市佐取3062
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0250-47-2011
立ち寄り時間・料金要問合せ
訪問:2006年10月

咲花温泉 碧水荘 温泉分析

咲花温泉6号井 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 50.2℃ ph=? 溶存物質計=1159mg Li=0.6mg Na=296.0(72.77mv%) K=10.1 Mg=1.0 Ca=87.4(24.63) Sr=1.3 F=1.8 Cl=358.4(56.13) Br=1.1 HS=9.6 S2O3=2.4 SO4=324.0(37.48) HCO3=43.6 CO3=0.2 H2SiO3=16.8 HBO2=4.9 (H116.9.17)※温泉に影響を与える項目全て該当なし