月岡温泉 ホテル大洋(現ゲストハウスたいよう)

月岡温泉ホテル大洋は現在「ゲストハウスたいよう」として営業しています。このページの情報はホテル大洋時代のものです。

宿泊客もまだ到着前の午前中に訪問。「お風呂?どうぞどうぞ」と女将さん。月岡の中規模な温泉旅館といった印象を受ける。横綱・千代の富士も湯治していたというお宿で、その後53連勝したという案内書きがあった。

浴室は男女別内湯が一つずつで露天風呂はない。配湯量に見合った浴槽設計のようである。浴室に入ると同時にタマゴ臭が漂っています。ゆったりと3-4人サイズ長方形浴槽があります。岩山湯口から突き出た塩ビ管より47.3℃の湯を15L/minほど浴槽投入あり。湯は薄っすら緑色透明、黒灰色の湯華があります。弱塩味に弱苦エグ味、重曹成分による軽いつるつる感があります。湯表面には油分膜が視認できます。浴槽温度は43.4℃と適温の部類です。浴槽内に吸い込みあり、吐き出し一本作動していますが浴槽内の攪拌の為でしょう。
(三昧・2011年8月)


 

月岡温泉街にある、やや年季の入った中級規模観光旅館です。立寄りを伺うとすんなりOKで、早速お邪魔させていただきました。浴室は男女別に内湯がひとつづつ。こぢんまりとした浴室で、3~4人サイズの長方形浴槽がひとつという、ジックリ湯に浸かるにいい感じです。

深い緑がかった透明湯は、月岡らしく湯面に油のようなギラリとした成分が漂います。湯口より源泉と思われる湯が流し込まれ、同量の溢れ出しがあり、同時に浴槽内では吸い込みと吐き出し稼動。おそらくはゴミ取りや温度調整のための循環でしょうか。湯面からは強い焦げタマゴ臭+重油臭が漂い、湯中には黒や灰色の小さな溶きタマゴ状湯花がチラホラ。ヌルスベとした肌触りがあり、一口ふくむと強い苦味と弱い塩気、かなり不味いです。とにかく浴感強く、夏場という事もあって久々の月岡の湯にガツンとやられました。
(まぐぞー・2011年8月)

▼外観

▼掲示

▼男性浴室

▼湯口

▼浴槽から

▼溢れ出し

▼お湯

▼女性浴室

▼湯口

▼これは凄い!温泉成分の強パワーで白い析出物が付着・金属部分は黒くなるんです

月岡温泉ホテル大洋は現在「ゲストハウスたいよう」として営業しています。このページの情報はホテル大洋時代のものです。

月岡温泉 ホテル大洋 データ

新潟県新発田市月岡温泉384
Googleマップでみる
090-3134-9104
立寄り時間要問合せ
500円
訪問:2011年8月

月岡温泉 ホテル大洋 温泉分析概要

含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 50.0℃ Na=1109mg(88.57mv%) K=25.4 NH3=2.3 Mg=30.0 Ca=57.9 F=3.1 Cl=1275(63.69) I=0.9 HS=88.4 S2O3=0.5 SO4=552.3(20.38) HCO3=372.0(10.81) (H1.3.30) ※温泉利用状況掲示の確認出来ず



新潟県の温泉